その朝に、10分あればできること

10分だけ早起きしてみようじゃないか


ピピピピピ。朝の7時を告げる目覚ましのアラーム。慣れた手つきでアラームを止めて、もう一度目を閉じる。「10分だって無駄にはしない」そうつぶやきながら……。

朝は女よりまくらを抱いていたい系おやじのみなさん、おはようございます。少しでも眠っていたいのはよくわかるけれど、10分あればできること、たくさんあるはず。

いとしのまくらに別れを告げて、ちょっとポジティブな朝、過ごしてみるのはどう?

 

10分でコーヒーを淹れてみる


おとこの朝はやっぱりコーヒー。せっかく10分早起きするのだから、ちょっとだけこだわりたい。豆から挽くのはめんどうだけど、インスタントではつまらない。あいだをとって、挽いたコーヒー豆を買ってくるのはどうだろうか?

ショップで好きな豆を選んで「挽いておいて」と伝えるだけ。ミルの手入れをしなくて済むし、道具はフィルターとドリッパーがあればいい。サーバーもあると便利だけど、もうすぐ出勤するのだから直接タンブラーに淹れてしまおう。そのまま会社に持っていって、席でマイコーヒーを飲む。それって最高にかっこいいじゃないか。

 

10分でスーツの手入れをしてみる


人は見た目が9割らしい。もちろんしぐさや話し方も含まれるけれど、お笑い芸人じゃないのだから、だまっている時間のほうが圧倒的に多い。ビシッとスーツを着こなしていれば、7 割くらいは完璧だろう。

10分あればブラッシングとシワ取りができる。用意するのはブラシとスチーマー。きちんと手入れをしていれば、スーツは驚くほど長持ちする。毎日着るものなのだから「いつもありがとう」と労ってあげよう。そのうち恩返しをしてくれるかもしれない。

革靴のブラッシングも忘れないように。これで8割は完璧。あとは顔だけだね。

 

10分でストレッチをしてみる


なぞの美女が現れて事件に巻き込まれる。おとこなら想像したこと1度はあるはず。ハリウッドスターレベルとは言わないけれど、柵のひとつやふたつくらい軽く飛び越えたい。恐怖に震えるだけの、ただのエキストラにはなりたくない。

通勤とデスクワークだけでは体の可動域が狭くなる。落とした消しゴムさえ満足には拾えない。腰を痛めないようにそっとそっと……そんな状況とはサヨナラしたい。

起きぬけのベッドの上で、ストレッチをはじめよう。腹式呼吸を意識しながら、体のいろんな筋肉を伸ばしていく。Rome was not built in a day(ローマは1日にしてならず)。コツコツ毎日続けていると、体はみるみる変わるだろう。お腹は凹んで、姿勢はまっすぐ、腰痛なにそれ関係ない。そんなあなたに女はメロメロになるはず。

 

10分で家族に話しかけてみる


「おはよう」のひとことでいい、家族に話しかけてみよう。そんなの毎日しているよ、と言うかもしれないが、それはまちがい。いつもと違って10分早起きしているのだから、あなたの周りにはポジティプなオーラがただよっている。「おはよう」にはすごいパワーがあるはず。いつもはそっけない家族も驚くにちがいない。

もし一人暮らしなら、花を育ててみるのはどうだろうか?毎日水をやり語りかけると、きれいな花を咲かせてくれるだろう。さみしい暮らしに花を添えてくれるはずだ。

その朝に10分あればできること。ちょっとだけ、いい朝になったと思わない?

 

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