日本車も外車でもダウンサイジングターボエンジンで得することとは?

ダウンサイジングターボとは

最近ではダウンサイジングターボエンジンが話題にのぼることが増えているようです。ダウンサイジングターボとは、ザイズをダウンしたターボということで、排気量の小さいターボエンジンだと理解できます。

そうすると、排気量が小さいターボエンジン搭載車ならダウンサイジングターボエンジン搭載車ということになりそうです。しかし、わざわざダウンしている点がポイントです。本来の排気量が大きいものを小さくしているからこそのダウンサイジングなのです。従って、比較的大型の車について、ダウンサイジングターボエンジンの搭載が考えられることになります。

要するに、従来の大排気量ではエコではないため、小型化されたエンジンで排気量を抑えることで燃費を効率化しながらも、大排気量の性能を維持することがダウンサイジングターボエンジンの目的といえます。

例えば、3000CCクラスのエンジンを2000CCクラスにダウンサイジングするなどです。もちろん、2000CCクラスや1500CCクラスから下のクラスへダウンサイジングすることもあるため、結果的に小型車にダウンサイジングターボエンジンが搭載されることはあり得ますし、実際に行われています。

大型車の需要を小型車に振り替えることは、より地球にやさしいことかも知れません。但し、前述のように車体の小型化がメインコンセプトというわけではないのです。

 

ダウンサイジングターボで地球に財布にもやさしく

ダウンサイジングターボエンジンが、地球環境にやさしいエンジンであることは確かでしょう。と同時に、燃費が良くなればお財布にもやさしいことになります。オヤジにとってはこれがうれしいですね。しかも、財布へのやさしさは燃料費の問題だけではありません。

エンジンの排気量がダウンサイジングされるということは、そのまま自動車税の課税区分に反映される可能性を持ちます。例えば、2000CC車と1500CC車では5000円の差がありますし、1500CC車とリッターカーでも5000円の差があります。つまり、2000CCクラスからリッターカークラスへダウンサイジングされれば、年間1万円も税金が安くなるのです。

それどころか、リッターカーから軽自動車にダウンサイジングされれば、2万2300円も安くなります。尤も、普通自動車と軽自動車はそもそものコンセプトが異なるため、ダウンサイジングの概念はないかも知れません。しかし、仮に、ダウンサイジングしたものではなく、単にターボ付きの軽自動車だったとしても、その性能などの中身がダウンサイジングと変わらなければ非常にお得です。

さて、先に車体の小型化がメインコンセプトというわけではないと述べましたが、エコを考えるうえで車体が従来のままであれば良いこととはいえない部分があります。そのため、現在では車体もある程度ダウンサイジングされることが重要となっています。

カッコいいオヤジは、エンジン排気量と車体のダウンサイジングのバランスが取れた車で経済的に走るのがお得で良さそうです。

この記事の作者

YAZIUP運営