朝起きると身体が凝っている理由

朝目覚めると体がこっている

睡眠は一日の身体の疲れを取る為に最も有効な手段です。皆さんも若いころはどんなに疲れていてもぐっすり睡眠を取れば翌朝スッキリ、なんてことが当たり前だったと思いますが、寝ているはずなのに、疲れが取れるどころか、背中や肩がガチガチに固まって、身体じゅうがこってしまっている、などということはありませんか?

実は筆者も同様の感覚に悩まされていまして「これはどういうことなんだろう」と調べていきますと、いろいろと原因がわかってきました。同じような悩みをお持ちの方は、参考にしてみてください。

 

何故寝ているのにこってしまうのか

不思議ですよね。普通、肩がこったりするのは、知らぬ間に肩に力が入っていたりして、自然と筋肉が固まってしまうというイメージですが、本来身体じゅうから脱力している状態のはずの睡眠後に身体がこってしまう、というのはどうにも理解できません。

そうです。じつは睡眠後に身体中がこってしまう答えは上記の文の中に隠れていまして、実のところ、睡眠後にコリが酷くなった、とお感じの方はほとんどが身体から力が抜け切れていないことが原因なのです。もっと具体的に申し上げますと、睡眠中も内臓が活発に活動していたり、リラックスるするときに優位になる副交感神経の活動が鈍く、起きた状態のままが続いてしまっている、という事です。

 

睡眠後のコリを防ぐためには

では、具体的にどうすれば、こういった寝起き時のコリを防ぐことができるのでしょうか。
最大のポイントは、帰宅後にはできるだけリラックスした状態になるというものです。とはいうものの、なかなか簡単ではありません。ひとつの案として室内の照明を間接照明にしたり、または、すぐにパソコンやテレビをつけるのではなく、家に到着後十分くらいは、ボーッとする時間を意識的に作ってみる、というのも有効な手段です。自宅でパソコンをするときなどもできるだけ目に負担のかからない明るさに調整するというも、一案でしょう。
また、眠れないからと眠りが浅いからと寝酒の習慣をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、量を間違えると却って内臓の活動を活発化して、身体のコリの原因を作ってしまう場合があります。寝酒、夜食はほどほどに、が熟睡のコツです。
いかがでしたでしょうか。睡眠後の身体のコリと精神面でのリラックスは大きな相互関係があるようです。ぜひ参考にしてみてください。

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