株価10000円銘柄をいくつ知ってますか

Amazonもアルファベットももうすぐ大台

今をときめくAmazonとアルファベットの株価が1000ドルに達しようとしている(もう達したか?)
が、株価というのは時価総額そのものではないから、両者の会社規模までがいっしょというわけではない。

アルファベット PER32倍 時価総額6800億ドル
Amazon PER186倍! 時価総額4700億ドル

同じ1000ドル株であっても、その中身と実態がものすごくかけ離れた2社であることは、よく知られている。

Amazonに投資する人、アルファベットに投資する人、それぞれお互いのことをどう思っているのか、実に興味深い。(どっちもホールドするのが賢そう)

 

日本では10000円銘柄が有名だ

さほどに意味はなくても、ここ日本でも個別の株価10000円を節目として扱う投資家が大勢いる。
また経営者の中にも「10000円銘柄の仲間入りを果たしたい」とわざわざおっしゃる方までいる。

そこで今、日本ではどんな企業が株価10000円付近にいるかを調べてみた。

▼信越化学(4063)
今年1月に10120円の上場来高値で見事10000円銘柄に。
昔からウォッチしている銘柄だけど、その当時は4000円近辺だったから感慨深いものがある。
半導体のシリコンウェアで世界首位。借金もほっとんど無いし、折にふれ買って安心感がある。

▼ダイキン工業(6367)
同じく今年1月に11540円の高値をつけ、現在も10000円台をキープ。
こちらはエアコンで世界首位。オジサン宅もダイキンのエアコンでござる。
2012年にはまだ2000円ちょいだったんだね。当時エアコンじゃなくて株を買っておけば、今頃最上位モデルのエアコンを買えたのにwww

▼JR東日本(9020)
2015年には12000円台も経験したJRの雄。現在はちょうど10000円あたりに落ち着いている。
震災当時4000円まで暴落し、不謹慎とは思いつつも底値を買って利益を少し寄付したいわくつきの銘柄。
あれから株価3倍だもんなあ。
現在は不動産業の側面もあり、ウォッチ対象に。

 

復活10000円銘柄というのもある

▼ソフトバンク(9984)
その昔は分割後換算で株価2万円時代もあったソフトバンク。
最近英アーム社を「たかが3兆円」で買収するなど、相変わらずの勢いで世界に手を広げているが、20年の時を経て株価はようやく1万円に出直ろうとしている。
これもリーマンショックのとき、ストップ安で600円台!に張り付いたのを覚えている。ちょっとだけ買ったけど、「地獄の釜のフタ」をつかんだようで、それはそれは怖かったね。
この経験があって、以来相当のアクシデントにも応えなくなった思い出の銘柄だ。

道はそれぞれ違えど、どれも成長を遂げての大台達成で、学ぶべきところは多い。
初心者向けの投資対象といえるだろう。

この記事の作者

のりき 夢丸