雪道を転ばずに歩きたい!
- 2016/01/19
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さて困りました
寒冷地方の方々を除いて、普段慣れない大雪に都会が襲われてしまうと、交通機関のマヒは勿論ですが、雪の上を歩くのも一苦労です。カッコいい30代、40代を目指すなら、たとえ雪の上でもスマートに格好よく歩きたいものですが、現実は非常に難しいものです。前から美女が歩いてくるタイミングで転倒なんて、格好よさも台無しです。さりとて普段から練習というわけにもいきません。
雪の上を平然と歩ける人たち
筆者は定期的に北海道に出張をしています。もちろん雪の季節も出張します。そこで驚くのが、地元の方たちは雪の上をまるで何事もないかのように、すいすいと歩いている事です。筆者などは全く傾斜のない道で転倒して後頭部を直撃した非常に苦い経験があります。決して笑い話でなく腰の曲がったお爺さんに、追い抜かれてしまったこともあります。いったい彼ら(彼女たち)は何故、雪の上を平然と歩くことができるのでしょうか。
これを解明することで雪道を安全に歩くことができるようになるはずです。
ポイントは靴?
まず靴底が雪道仕様になっている点はあげなくてはならないと思います。見た目は普通の革靴でも底がワークブーツのようなギザギザのソールになっている、あるいは靴底に滑り止めのシールを貼っている方も多いと聞きました。でも、筆者は初めての北海道出張で派手な転倒を経験したこともあり、二度目以降はワークブーツ風の革靴を履いていきましたが、それでも足元は相変わらず覚束ないままです。衝撃的だったのが、ある雪の日、私が歩いているときに、さっそうと私を追い抜いていった中年男性が革底の靴を履いていたことです。地面は雪でした。
私はビブラムソールで武装してました。それにも関わらず……です。これは靴底だけの問題ではない、そう確信しました。
歩き方に秘密が!
ポイントは歩き方にありました。簡単にいうなら歩き方のイメージはペンギンです。できるだけ地面から足を高く上げず手の振りは小さめに、若干前かがみになって、小股で歩いてみてください。実際に北海道に行かれたことのある方は、地元の人はそんな歩き方をしていない、とお感じになるかもしれませんが、北海道の方々は長年に渡ってこの歩き方をしているので、ほとんど普通の歩き方と一見してわからないくらいに自然に、ペンギン歩きをしているのです。
でも慣れないペンギン歩きは非常に格好悪いものです。しかしながら転倒するよりもマシ、とここは割り切るしかありません。いい大人の派手な転倒ほど格好悪いものはありませんからね。