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官公庁パソコン譲渡会の謎・何故型落ち割高のパソコンが飛ぶように売れるのか?

  • 2019/03/16
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私の住んでいる所は、高齢者が多く、冬場だと午後7時を過ぎると真夜中かと思う程、静かになる。
その為、帰宅する時間が午後9時以降になる時は、バスもなくなるので、例え2メーターでもタクシーに乗らなくてはいけない。

この様な高齢者の多い地域を狙ってかどうか知らないが、私の家の新聞の折り込みチラシに、たまに入ってくるのが『パソコン譲渡会』のお知らせだ。

最寄りのJRの駅直結のイベントセンターで開催される事がある、この譲渡会、無償ではなく有償なのだが、今の今まで行った事はなかった。

ところが三軒先に住む、今年80歳になる、おじさんが行くというので、この人の娘さんで、筆者の幼馴染に頼まれ、譲渡会がどんなものか見て来る事にした。

 

チラシに書いてあるのは最低価格

チラシに書いてあるのは最低価格
私が行ったのは最寄りのJRの駅にある生涯学習センター。
来る客の平均年齢は65歳以上で、混じっている私は明らかに浮いている。

チラシに『お譲りします』と書いてあるので、タダで貰えると思った人や、チラシに書いてあるパソコンの価格は『最低価格』と書いてあるのに、購入を決めたパソコンが、もっと高いと判った途端『高いじゃないか!』と怒り出す客も居た。

今時、パソコン一台購入するであれば、ネットで価格や性能を比較すれば良い。
それが面倒なのであれば、家電量販店に行き、予算や、自分がパソコンで何をしたいのか、何年使うのかを伝えて、おすすめの機種を買えば良い。

にも関わらず、こうした譲渡会に、高齢者が集まる理由は何故なのか。

 

相場よりも高い型落ちモデル

正直な感想、譲渡会で売られているパソコンは全て型落ちで相場より割高のものばかりだった。
そこまでして買うのであれば、家電量販店に行き、何万か足して前のシーズンのモデルを買えばよいのではないかと思った。

譲渡会には50人程の高齢者が参加しており、他の地域に比べると参加者は少ない方で、他では人数制限を行っている所もあるのだという。

譲渡会は、職員による動画説明から始まるのだが、これが『免許更新時の講習会』を彷彿とさせる。
講習会では譲渡する事により環境に優しい社会を作るという事を言っていたと思うのだが、最初から購入するつもりがなかった筆者はスルーしていた。

何よりも異様だったのが、ここで買えば市場よりもお得にパソコンをゲットできると思い込む群集心理だ。
特売品の中に、1つや2つ正価のものが混じっていても気が付かない心理と全く同じなのだ。

家電量販店と違うのは、家電量販店であれば、購入予定の品を触る事が出来るが、
ここではあまり触って眺める事は出来ない。
雰囲気的に『さっさと購入を決めてください』となっている。

購買層である高齢者はというと、正直、Windows10のパソコンで、年賀状作成ソフトがついていて、最低限のネットが出来てIE7が入っていれば即購入の状態だった。

Windows10といっても、7や8からアップグレードしたものだろうし、年賀状作成ソフトもIEも要らない。
何より驚いたのが、チラシに掲載されていた最低価格のPCのスペックの低さだ。

CPUがCeleronで、どの世代かも判らないし、メモリは2GBしかない。
私のiphoneは256GBある、officeがキングソフトで、光学ドライブは書き込み不可能のDVDドライブというのを聞いただけで買う気が失せた。
スマホよりスペックの低いパソコンに金を叩く理由が判らない。

にも関わらず会場ではパソコンが飛ぶように売れていく、何故か。

 

会場で購入を決める人の群集心理

当然の事ながら、私の近所のおじさんも『これを買った方がいいかな?』と私に相談をもちかけてきた12.1インチモデルがあった。

幸いにもCPUがCoreで、6年ものの型落ちのラップトップ。
官公庁が使っているものでなく企業が使っていたものだからマシだろうという事だった。
お値段は税込8万円ぐらいだったと思うが、家で年賀状を作ったり、ネットをする分には、バッテリーを使わないので、これでいいだろうと思い、購入にノリ気の、おじさんに口出しはしない様にした。

ただ会場で、近所のおじさんは、マウスやドライブの別売り販売まで手を伸ばそうとしたので、慌てて止めて、私が使っていたものを渡す事にした。
会場で購入するとマウス1つが1000円だ、私のお古なら新品同様のマウスパットと電池付きでタダである。
そうしている間にも、パソコンは飛ぶように売れていったが、彼、彼女らの目的は、孫へのプレゼントなり、自分で使うなり様々だった。

 

譲渡会を主催するのは、後ろ盾のある法人

この譲渡会、実はれっきとした団体が主催している様だ。
譲渡会を主催するのは、JEMTEC(一般社団法人 日本電子機器補修協会)という組織だ。
’13年からこの様な有償譲渡会を開催し、今まで38万台のPCがリユースされている上、5000回以上もの譲渡会を開催している。

家電量販店のサポートは、製品の一部料金を負担すれば5年間というのが一般的だが、全てをサポートしてくれるわけではない。

私自身何度もパソコンのトラブルに悩まされているが、サポート期間内だったにも関わらず有償修理になりそうだったので、IT関係に勤務している友人に修理してもらったこともある。

その点、ここは2年間の保障がついているという点や、購入後の電話サポートがついている点でも、購入に不安がある人を支えているともいえる。

ただこの譲渡会の方針を考えると、やはり高齢者をターゲットにしているのでは、と考えざるをえない。
決済方法は現金一括のみの譲渡会で、ハイエンドモデルは要らないが初心者サポートが欲しい人をターゲットにしているからだ。

まさに需要と供給が一致していると言えるが、本当にお手頃で自分にあったパソコンを見つける為には、多少の手間暇はいるのではないかと、思わざるをえない譲渡会だった。

 

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