男の色気はテストステロンで決まる！

色気のある男性って男から見ても憧れますよね。なんというかオーラというか、雰囲気があります。全身から説得力が漲っていて、危険な香りがする。そんなイメージでしょうか。

男性が男性らしくあるためには「ホルモン」が重要な鍵を握っています。そのホルモンとは「テストステロン」のこと。テストステロンは筋肉の発達やフェロモンの生成にとって必要不可欠な存在です。男性版更年期障害もこのテストステロンの急激な減少が原因と言われていますね。テストステロンは加齢によって30代後半から急激に分泌量が低下してしまいます。逆にテストステロンの量をキープする、或いは増やしていくことができればより逞しくセクシーな男へと成長することができるわけです。それは40代でも50代でも関係ありません。白髪が少し混じった渋めの男性、でも体は鋼のように鍛えられていてテストステロンがみなぎっている。そんな男になら20代の若い女の子だって惹かれてしまうことでしょう。

テストステロンを増やすには？

テストステロン値を上昇させるためにまず行うべきことはやっぱり「筋トレ」です。筋トレをすることによってテストステロン値が上昇し、それによって血中の一酸化窒素の濃度が上昇します。一酸化窒素は血流をを促進し筋トレの効率を向上させてくれます。テストステロン値と筋トレ効果のポジティブスパイラルによって体はどんどん変化していくのです。

また、テストステロンの材料である脂質をしっかり摂取することも大切です。脂質はダイエットの天敵と思われているかもしれませんが、実はテストステロンの原材料となる重要な栄養素なのです。脂質にはいろいろな種類がありますが、一価不飽和脂肪酸と呼ばれる脂質を狙い撃ちで摂取すると良いでしょう。一価不飽和脂肪酸はオリーブオイルやアボカド、ナッツ類に多く含まれます。逆に人工的に加えられた油（揚げ物やインスタント食品等）はカロリーばかり高くて体には悪影響ですからなるべく控えるようにします。

その他、アミノ酸のアルギニンやハマビシという植物から作られたサプリメントもテストステロン値を増やすのに効果的とされています。最終手段として病院でテストステロン値を測定してもらい、基準よりも低かった場合はテストステロンそのものを直接体に補充してもらうこともできますのでどうしても気になる方は一度受診してみると良いでしょう。
でもテストステロンを増やすとハゲちゃうんじゃ？
テストステロンを増やすと「もしかしてハゲちゃうんじゃ？」と思う人も多いのではないでしょうか。この疑問の答えは半分「YES」で半分は「NO」なのです。

男性の薄毛を促進させる物質は「ジヒドテストステロン」というホルモンで、これはテストステロンが一部変化して生まれるものです。つまり、テストステロンの量が増えると体質によってはジヒドテストステロンも一緒に増えてしまう場合があるのです。

テストステロンがジヒドテストステロンに変わるのには「5αリダクターゼ」という酵素が影響しています。この酵素の働きを弱める力のあるサプリや食品もあるのでそれらを上手く織り交ぜながら使うことでテストステロンだけを増やし、セクシ－でエネルギー溢れる男へと生まれ変わることが出来るというわけです。