振袖女子の髪型が魅力的なワケ

1月は成人式のシーズンです。若い男女がスーツや着物などの晴れ姿で新成人として会場に集まる様子は毎年テレビでも放送されますが、特に女性の振袖姿は魅力的に映ります。普段よりも濃い目のメイクを施しているせいか、振袖やかんざしの華やかさも加わり、煌びやかな印象を受けます。ここでは、「振袖女性のヘアスタイルがなぜ魅力的なのか」について考察したいと思います。

普段よりもドレッシーで日本人らしさが強調されるから

着物女子といえば、夏の女性が浴衣からうなじを見せている姿がとてもセクシーですが、振袖女子は「特別な日」を迎えるにあたってヘアスタイルもかなり気合が入っています。こうした、「普段見られない姿」にグっとくるのではないでしょうか。夏の浴衣女子は、基本的に「着付けと髪型のセットを自分で行う」という子が多く、これはこれで可愛いものですが、「振袖の豪華で華やかな雰囲気」は別格です。20歳になったばかりという、年齢が若いにもかかわらず色気が増すのも特徴的です。「片方に髪を流して巻いているタイプ」の髪型は定番で、片方に花飾りなどが付いていれば、より女性的な印象があります。

晴れの日だからこそ

振袖には、普段は見られない魅力が沢山あります。街中で普段歩いている人の中で振袖を着ている女性はいません。特別な日だからこそ着る着物なので、そうした希少価値的な魅力もあるかと思います。髪型や着ている振袖は女性の個性を表現し、同時に新たな一面を発見できます。大好きな彼女が、振袖を着て、いつも以上におしゃれな髪型だった場合、視線は釘付けとなるのではないでしょうか。

アップスタイルで「うなじ」が見える点

振袖に限らず、着物を着た時の女性の魅力は「うなじ」にあるかと思います。男性の多くはうなじに目がいくのではないでしょうか。振袖のヘアスタイルも、現在では様々なバリエーションがありますが、うなじがよく見えるアップヘアは女性の魅力を倍増させます。

ファッション的要素が強い

振袖は、晴れの日かつ、未婚の女性しか着ることができません。さて、人生で何回女性の振袖姿を見ることができるでしょうか。恐らく片手で足りるかと思います。振袖姿というのは、それほど貴重なものなのです。和服となると「黒髪」を想像しがちですが、振袖は、ファッション的要素も多く含まれており、色や種類、髪型や髪の色に至るまで、自由度が非常に高く、それぞれの女性の個性が反映される点も魅力的です。

あふれる「特別」感

成人式の振袖女子の髪が魅力的なのは、「アップヘアが多いこと」が影響しているかと思います。普段は髪を下ろしている女性が多いので、アップ髪を見ると男性の誰もがハイテンションになることでしょう。何より、「成人式」というその1日目のためだけに、「朝5時から美容室へ行った」という話を聞くと、女子にとっての成人式の重みと気合を感じます。そのオーラと気迫で、美しさも倍増しているのではないでしょうか。