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競馬とAIとの相性は思いのほかいいかもしれない

  • 2017/10/08
  • ライフスタイル・娯楽
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  • のりき 夢丸
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1度ならず2度までも耳にした導入期待論

1度ならず2度までも耳にした導入期待論

将棋や囲碁にとどまらず、キッチンや居間など私たちの生活の中にもようやく入り込み始めた「AI(人工知能)」という新概念。
学習し、提案し、くらしを豊かにするものであればもちろん歓迎なのだが、その全体像や安全な運用の仕方はまだおぼろげにしか見えてこない。
そんな緒に就いたばかりのAIを、競馬に使ったらどうかという話を、ここ半年で2回ほど聞く機会があった。
それも業界でかなり影響力のある方2名からの発信であり、もしかしたら来年あたり「競馬AI元年」がやってくる?期待を抱かせるものだった。

 

どうAIを使おうというのか

どうAIを使おうというのか

今回の競馬AI導入提案は、残念ながら「馬券的中に関する案件」ではない。
そうではなくて、実際に競馬産業に従事している関係者のための提案となっている。

 

▼裁決のAI化
これは新聞記事のまた読みであることをお断りしておく。
先日あるレースで降着事象があり、その裁決の過程を巡って当事者とJRA側で(いつものように)一悶着あったという話。
ご存じのように、裁決のルールが変わって以来、原則着順そのままで関係者を処分、という流れなのだが、そうなってもなお「あれはアウトでこれはセーフ」の線引きが難しい、という声があがり続けている。
これを「学習済みAI」にいっそ任せたらどうかというのが、その提案内容であるという。
過去のケース映像を学習させ、AIに判定させることで、ブレの少ない、納得できる、可視化された裁決にならないだろうかという、現場の「悲痛なる声」である。

▼馬体診断のAI化
今年のダービーデイのこと。筆者も視聴していたグリーンCHで、ビッグレッドF代表・岡田繁幸氏がふと語った一節。
「競争馬はやはりよい馬体をした馬が走ると、最近一周回って再びそう感じるようになりました。これをAIにやらせたらどうかと思うのですが」
つまりAIにOP馬の馬体を学習させ、事前に走る馬の選別をさせてみてはどうかというのである。
日本一の相馬眼を持ちながら、人に伝えることが難しいと嘆いておられた岡田氏ならではの発言ではあるが、案外この方なら数年掛けて導入してしまいそうな気もする。

 

生活密着案件に導入するのは抵抗ありでも

生活密着案件に導入するのは抵抗ありでも

AIの万能ぶりを歓迎する声もあれば、当然否定的&脅威に感じる人もいる。
競馬はレジャーであり、またギャンブルでもある。その産業の立ち位置を理解してもらうために「社会貢献」という視点は欠かせない。
そこで言葉は悪いが、AIの実験場として名乗りを上げようという考えには一理あり、うなずける。
今回「馬券とは関係ない」と申し上げたが、いずれAI絡みの馬券術が現れることも必至。VRとエロが結びつくように、最初はそのあたりから「競馬AIの発展」現象が始まるのではないかとさえ感じる今日この頃である。

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のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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