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WASJ2017で垣間見えた騎手がもつ「星」の強さ

  • 2017/09/06
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  • のりき 夢丸
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優勝は陽気なブラジリアン

世界の一流ジョッキーを札幌競馬場に集めて行われた真夏の祭典「WASJ2017」は、最終戦を制したE・ダシルヴァ騎手(カナダ)の優勝で幕を閉じた。

世界の一流ジョッキーを札幌競馬場に集めて行われた真夏の祭典「WASJ2017」は、最終戦を制したE・ダシルヴァ騎手(カナダ)の優勝で幕を閉じた。
とはいえ、実際の優勝争いは大混戦。ダシルヴァ騎手も第2戦と第4戦で稼いだポイントのみでの優勝だから、見ている方としてはハラハラドキドキの展開を楽しめたのではないだろうか。

 

最後の最後に波乱が待っていた

ダシルヴァと武豊の40代コンビのベテラン味

ソワソワしていたのは騎手たちも同様で、とくに第3戦までトップを併走していた戸崎圭太と福永祐一は、最終戦を前に「お互いがお互いを意識し合って」いた様子。
そんな中上位に顔を出したのはダシルヴァと武豊の40代コンビ。ここ一番の落ち着き、展開をつくうまさはこれぞベテランの味ということだろう。

対して

▼戸崎圭太2番人気エニグマバリエート11着
内でやや挟まれそうになる不利はあったものの、序盤からポジションが落ち着かず、文字通り「ソワソワ」した騎乗ぶり。
彼の一番の欠点「ここ一番でハマらない」面を見せ、勝ち星に内容がリンクしない傾向は、秋以降も続くかもしれない。

▼福永祐一10番人気レッドベリンダ13着
馬の実力も足りなかったが、レースフィルムを見返してもわかるとおり、最後の直線でバテてからは「戸崎を探す」しぐさ。
もちろん相手あってこそのシリーズ戦ではあるが、悪くいえば相手なりで物足りなさも感じる。勝負師というより政治家指向かな。

▼中野省吾11番人気5着
先行勢総崩れの中、4角先頭で見せ場十分の内容。
今シリーズも少ないチャンスを生かし、腕達者なところは十分見せてくれたと思う。
ビッグマウスが話題となる若武者ではあるが、温かい目で見守ればやがて戸崎以上の大物に育つ可能性はあるだろう。

 

お祭り男の面目躍如、武豊

お祭り男の面目躍如、武豊

いまさらこの人を祭り上げたところで嬉しくもなんともないだろう。
が、2日目に怒濤の猛チャージをかけた武豊はさすがの一言。
初日は1、1点発進だから、本人の意識は「しゃーない。ホスト国としていっちょう盛り上げるか」くらいに変わっていたかもしれないが、ズバリ前掛かりの展開待ちをハメた最終戦はもっと褒められていい。
こういう役どころが回ってくる星の下に生まれたスターではあるが、後半戦もまだまだ競馬界を面白くしてくれそうだ。

戸崎や福永に少しだけ足りないもの、それが持って生まれたものというにはあまりに寂しいではないか。
両騎手にはますますの奮発を願って、秋競馬を見ていきたい。

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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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