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ディープ産駒の「遅すぎた春」は偶然か必然か

  • 2017/03/26
  • ライフスタイル
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  • のりき 夢丸
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やっぱり、勝てない……

ディープ産駒の不可解な連敗は続いていたのだ
今年の年初にこんな記事を書いた。

2歳牝馬G1にディープ産駒がいなかった件

阪神JFで、それまで当然のように毎年馬券に絡んでいたディープ産駒が、昨年はついに1頭の出走もかなわなかった、という内容だ。

このときは翌週サトノアレスが朝日杯を勝ったことで「ディープを一気に襲った種牡馬衰退現象」ではないらしい、と胸をなで下ろしたわけだが、実は……。

その後もディープ産駒の不可解な連敗は続いていたのだ。

 

な、なんと3月まで重賞勝ち馬ゼロの異常事態

なんと3月まで重賞勝ち馬ゼロの異常事態が起きている
あれからとくにディープ産駒の様子に気を配っていたわけではなく、また血統で馬券を買わないタチでもあり、まさかこんなことになっているとは思いもよらなかった次第で。

先日ある新聞記事に目が釘付けとなった。

ディープ産駒、重賞今年初V 京都の重馬場に苦戦  :日本経済新聞

いち馬券ファンが能書きをたれるのと、競馬解説者が記事にするのはその「重み」が違う。
やはり専門家も気づいていたのだ、ディープに起こりつつある、ほんの小さな異変を。

専門家は今年の京都競馬の馬場が悪かったことを例に挙げ、ディープ産駒が不振だったことを説明しようとしていたが、いや、それだけではおかしい。

2歳牝馬が1頭もG1に出てこないなんて、
→夏から秋にかけてずっと馬場が悪かったか?
→ディープ産駒不作の年か?

もちろん、そんなことはない。
ディープは昨年も2歳リーディングをダントツでかっさらっていった。
勝ち馬率も、アーニング・インデックス(1を平均として種牡馬の優劣を判断する数値)も申し分なかった。

では、なぜ……?

 

暗雲を振り払うかファンディーナ

ファンディーナは暗雲を振り払うことが出来るのでしょうか
そこへ現れたのが、3月20日のフラワーカップを楽勝してみせたディープ牝馬のファンディーナ(牝3・高野友和厩舎)。
小回りの1800であり、牝馬限定戦であることを差し引いても、重賞で今年一番の衝撃的な勝ちっぷりだったことは事実だ。

これをもって、

「真打ち登場!心配なし!」

といいたいところだが、彼女の姿をよく見てほしい。

牝馬らしからぬ500キロを超える雄大な馬格。
岩田をしても?いっさいかかることがない優秀な操縦性。

これが果たしてディープ産駒と言えるだろうか。

気になるのは、種牡馬最後の大物は「突然変異」と「牝馬」が多いこと。
母父ピヴォタルはスプリンターだから、これは違う。
牝馬だから牝系をさかのぼると、APインディにミスプロ、ヘイローというバリバリの米系血統を代がけ。しかもダート寄り。

「いったいキミは何者なんだ!」

クラシックの行方よりも、この名牝とディープの今後が気になる今日この頃である。

 

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のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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