流行りの「ゆるい子育て」は子どものためにならない?「厳しい子育て」にもメリットがある!

  • 2017/11/28
  • ライフスタイル・娯楽
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現代のトレンドは「ゆるい子育て」?

昔は「悪いことをしたらゲンコツ」「子どもは親の言うことを聞いて当然」という子育てが珍しくありませんでしたが、今、これらのような子育てをすると周りから白い目で見られる恐れがあります。
「叱らない子育て」という言葉を目にする機会が増えた昨今、「友達のような親子関係を望んでいる」「子どもの自由を尊重したい」という親が増えているとの声もあり、時代は「厳しい子育て」から「ゆるい子育て」にシフトしているとの見方もできます。

 

ゆるい子育てのデメリット

ゆるい子育てのデメリット
ゆるい子育ては、子どもの笑顔と穏やかな生活をもたらしてくれるかもしれません。
あなたは「自主性が尊重され、自由にのびのびと育った子ども」と聞くと、どのような子どもをイメージしますか?
「想像力が豊かそう」と答える人もいれば、「打たれ弱そう」「しつけの面が心配」と感じる人もいるでしょう。

ゆるい子育てを否定するわけではありませんが、「ゆるい子育てが教師を悩ませている」との声があるのも事実です。
ゆるく育てられた子どもは親に厳しく叱られたことがないため、教師のちょっとした注意にも深く傷つき、親からのクレームや担当の配置換えなどに発展することもあります。

また、ゆるい子育ては家庭の教育面においても、不安視されています。
文部科学省委託研の調査の「家庭の教育力再生に関する調査研究」によると、家庭の教育力が低下している理由の第1位が「子どもに対して過保護、甘やかせすぎや過干渉の親の増加」という結果に。
子育ての方針や親子の距離感が時代とともに変わっていくのは決しておかしいことではありませんが、教育を幼稚園や学校に丸投げしておいて、気に入らなければクレームを入れる…そんな親が増えているのだとしたら大問題ではないでしょうか。

 

かと言って、厳しい子育てはどうなの?

かと言って、厳しい子育てはどうなの?
厳しく育てられた子どもは「自分に自信がない」「常に周囲の顔色をうかがっている」など、ネガティブな意見もあります。
一方、ゆるく育てられた子どもは、自信に満ち溢れ、自分の意見を貫き通す強さを持っていると言えるでしょう。

ですが、考え方によっては、厳しく育てられた子どもは「自信がない→謙虚でおごらない」、「顔色をうかがう→社会適応力が高い」とも言えます。
そして、ゆるく育てられた子どもは、傲慢で、思い通りにならないと気がすまない…という見方もできるわけです。

 

他にもある!厳しく育てられた子どもの特徴

他にもある!厳しく育てられた子どもの特徴
・親の言うことは絶対→上下関係を理解している
・お箸の使い方や交通ルールなどを厳しく叩き込まれている→マナーがなっている
・日ごろから厳しく叱られている→叱られても冷静に判断できる

ゆるい子育てを実践している親は「そこまでしてマナーを叩き込みたくない」「厳しく叱ったら性格が歪みそう」と思うことでしょう。
もちろん、その考えが間違っているとは言いません。
虐待や育児放棄をしているなら話は別ですが、子育てに正解はないのです。

ただ、「子どもはいつか親元から離れて自立するもの」と考えているのであれば、社会に適応する力を育む必要があるでしょう。
マナーを守れない、上下関係を無視する、怒られたら拗ねてしまう…となれば、社会に出て苦労するのは目に見えています。
子育てがゆるくても厳しくても、親として子どもにしてあげられることを考えるべきではないでしょうか。

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