自動車を購入する際によく登場する「残価設定型クレジット」って本当にお得なの?

  • 2017/10/12
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自動車でよくある支払方法

残価設定型クレジット(またはローン)は、数年後に販売店が商品を買い取る前提で3~5年程度のクレジットやローンを組むものです。あらかじめ買取額が設定されており、利用者はそれを差し引いた分だけを支払えばよくなります。自動車の支払方法として知られていますが、家電など他の商品でも適用される場合があります。

自動車があれば彼女と好きなタイミングでドライブデートできて行動範囲も広がります。ただし購入価格が高い上に維持費もかかります。通勤や仕事で使用しない限り、レンタカーやタクシーの方がずっと割安です。けれども残価設定型クレジットを利用すれば、そこまでお金をかけなくても自動車を持てるようになります。

自動車でよくある支払方法

 

残価設定型クレジットのメリット

残価設定型クレジットの利用で自動車にかかるお金は大幅に抑えられます。購入価格はメーカーや車種、買取額にもよりますが、一括で購入するよりも1~4割程度安くなります。さらに新車から3年以内の乗り換えであれば車検の費用もかかりません。タイヤなどの消耗品も買い替えなくて済む可能性があります。維持費は定期点検代とガソリン、自動車保険料くらいです。

また、自動車の残価設定型クレジットはほとんどがディーラーローンなので、銀行でローンを組むよりも対応が早く、土日祝日でも手続きできます。通常のディーラーローンより利率を低くしている残価設定型クレジットもあります。

残価設定型クレジットのメリット

 

残価設定型クレジットのデメリット

残価設定型クレジットでお得になるのは、期間終了後に自動車を返却するか買い取ってもらった場合のみです。愛着が沸いて乗り続けようとしたら新たにローンを組まなければいけません。利率は残価設定型クレジットよりも高くなる場合が多く、審査に通らない恐れもあります。そうなったら現金で一括払いするしかありません。総費用は通常のローンを上回ってしまいます。

さらに残価設定型クレジットで購入すると走行距離が制限されており、上回ってしまうと追加の料金を請求されたり買取を拒否されたりします。目安は月に700~1,500kmです。長距離運転の多いドライバーには向いていません。

他にも買取時に傷やへこみ、故障があると修理代を請求されます。タバコやペットの臭いが残っていてもクリーニング代などがかかります。純正品以外の改造も認められません。そもそも所有者はディーラーのままですからリースと変わりありません。自動車を自由に使いたければ他の方法で支払った方が無難です。

残価設定型クレジットのデメリット

 

スマートフォンの場合

最近ではスマートフォンの購入でも残価設定型クレジットに似た購入方法があります。例えばauの「アップグレードプログラムEX」です。これは購入代金の支払いを48回払いにして月390円の追加料金を支払うと、25ヶ月目以降機種変更した時に残債の支払いが不要になります。

スマートフォンは2年経てば実用性も買取額も大きく下がるので、理に適ったサービスとも言えます。ただし機種変更の際にそれまで使っていた機種は回収され、傷や故障があれば別料金を請求されます。新しい機種でもアップグレードプログラムEXには引き続き加入しなければいけません。つまり通信会社の変更もしづらくなるので注意が必要です。

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