火事場の馬鹿力を出す為には、考えの違う人と付き合え!その理由

  • 2017/12/20
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 沖倉 毅
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仕事には納期もしくは締切がある。

余程体調の悪い時でもない限り、納期や締切がきちんとある方が、仕事がはかどり、内容も充実しているのは何故だろうか。
筆者は今、不覚にもインフルエンザに罹患してしまったが、火事場のバカ力を出せるかどうか、実証中だ。

 

元々人間は怠け者である

ロマ族(ジプシー)の研究者によると、彼らは仲間たちが、地元住民の間で、小競り合いが起きると、面倒事を避け、
移動してきたので、流浪の民となったという結果をだした。
他の民族は、争い事が起きた時に仲裁する長老や、上部政治組織を持つのだが、ロマ族はこれらを持たないという。
元々人間は怠け者である
現在テアトル系の映画館で『永遠のジャンゴ』という映画が公開されている。
これは実在したロマ族のジャズミュージシャン、ジャンゴ・ラインハルトの映画だが、彼は自分の家族や同胞らが、
ナチスの迫害に遭うことで、民族の危機を思い知る。

そこで彼は、ナチスの晩餐会で、自分が演奏する事で、ロマ族を見逃してくれと懇願するという話だ。
人は自分の身に危険が及ばない限り、対岸の火事と思い込んでしまう典型的な例である。
だが、普段の生活で、ここまで追い詰められる事や、切羽詰まる事はなかなかないだろう。
切羽詰まった時には時すでに遅し、誰かにいい仕事を持って行かれるという事もあるかもしれない。
ではどうすればいいのだろうか。

 

火事場の馬鹿力を出すための秘訣

火事場の馬鹿力を出す為の秘訣は、物事を一方向から見るのをやめることである。
ヤジアップ世代なり、ヤジアップ世代予備軍でも周囲からチヤホヤされている職業だとこれが難しい。
人は普段1つの切り口から判断するが、1つに安住すると思考が深まらない。
『専門バカ』という言葉があるが、まさしくそれである。
専門バカは、プレゼンテーションをやらせると長くてつまらない。何故なら主観的で長く、まとまらないからだ。
火事場のバカ力を出すための秘訣
考えあぐね、ボーっとしていたら、突拍子もない良いアイデアが出てきて、即採用になった経験はないだろうか。
これが『火事場のバカ力』であり、『潜在意識に眠る2番目の切り口』である。
火事場のバカ力なり、2番目の切り口と言った思考を生み出す為には、同類と普段からつるんでいてはいけない。
身内と居る方が心地よいなぁ~というヤジアップ世代は要注意である。

フランス文学者の鹿島茂氏は、大学で生徒に対して、好きな科目は取らなくてよいと言及しているそうだ。
それは好きな科目は意欲さえあれば、社会人になってからでも勉強できるからだという。

実際に私も、大学生の頃、大嫌いな科目が必須だったので取ったのだが、その道の権威の教授だったので、
全く違う見解が『2番目の切り口』として見についた。これは今でも非常に役に立っている。

この様に、自分から興味の程遠い分野の人とも触れる事で、仕事に対するこんな考えや、やり方があると、
いざという時に浮かぶので、火事場のバカ力が出るようになるのだ。
では、火事場のバカ力を失わせてしまうものとは何だろうか。

 

その道のオタクとは程々の距離感を置け

ヤジアップ世代になると、好きなものや趣味が固まってくる。
当然の事ながら、その道のマニア、オタクが競う様に、こんなに知ってるんだと雑学を披露するはずだ。

ここで必要なのは、情報分析力である。
自称情報通とばかりに、ブログを持ち、こまめに更新している輩=優れているとは限らない。
特に同類からイイネがいっぱいついているブログは、馴れ合いである危険性も高いのだ。
その道のオタクとは程々の距離感を置け
その道のマニアやオタクと距離を置かなければいけない理由は、もう1つある。人間として狭い人が多い。
試しに、政治経済など、彼、彼女らが全く興味なさそうな話題を振ってみると良い。
通り一遍の反応しかなかったり、とんでもない答えが返ってくれば、その人物とは距離を置くべきだ。

情報を多方面から解釈できる情報ブログは客観性があるが、そうでないものは情報を取捨選択する必要がある。

いかがだろうか。
ヤジアップ世代も、そろそ勇気をもって異業種交流会に挑まなければいけないが、間違った交流をすると、
自分の人間性が狭くなってしまう。
ここはひとつ、自分のポテンシャルを引き出してくれる人と付き合うことをお勧めしたい。

この記事の作者

沖倉 毅
沖倉 毅
ビジネスと国際関連をメインに執筆しています沖倉です。 転職経験と語学力を生かし、語学教師とフリーライターをしています。 趣味は定期的に記録会に出る水泳、3000本以上お蔵入り字幕なしも観た映画、ガラクタも集める時計、万年筆、車、ガーデニング、筋トレです。 どうすれば永遠の男前になれるかをテーマに、取材は匿名を条件に記事執筆に勤しみます。
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