「ま、いっかぁ」をバカにしない

老若男女を問わず何かやって失敗したり理不尽な目に遭わされたりしても「ま、いっかぁ」と思った事は誰しもあるでしょう。
その瞬間、目の前がパァッと明るくなるような経験もあるでしょう。
しかしながら中年男性は責任も重い世代ですので、そうとばかりもいけません。
失敗は失敗としてしっかり反省をして今後のために為すべき事を考えたりするのに追われたりもします。
そんな立場なのに「ま、いっかぁ」などと口走ってもいられない状況なのです。
そこをあえて「ま、いっかぁ」と言う習慣にしてみましょう。
なかなか人前では言えないかもしれませんが、心の中で呟いてみるととても気が楽になれます。
そういう状態にした方が確かな対処法も冷静に見えてきます。
いちいちくよくよしたりではメンタルヘルスにも良くありません。
あくせくもせずに平常心を保つ意味でも大切なワードだと心しておきましょう。

それほど大きなピンチなど無いもの

これまでの長い人生、これからも長い人生があるでしょう。
いろいろと大変な思い出も随分とあるでしょう。
でもよくよく振り返ればあんなつまらない事で何であんなに深刻に考え込んでいたのかと思う事の多さに気が付きます。
そうです、大変だと思うのは案外その時だけなのです。
無駄におろおろしていた自分の情けなさだけがクローズアップされてしまいます。
そしてそのおかげで大した事も無い問題が大きな問題になってしまったりと自分で自分の首を絞めていたのにも気付かされます。
それよりも大切な人生の勉強をさせてくれたと感謝するくらいでいられれば理想的です。
その方が正しい対応も出来たはずと後悔する事も多々あるでしょう。
失敗すれば勉強代こそ払いますが、それも将来の成功への投資だと思っておくのです。

「ま、いっかぁ」を口に出す

それでも何かあって「ま、いっかぁ」とは思っていてもどこか冴えない気分が抜け切れないシーンもあるでしょう。
自分の不手際では無い場合にそれは顕著に表れます。
そんな時は大きな公園や海辺、川べりなど人のいないところに行って「ま、いっかぁ」と大声出してみましょう。
街中でそんなところが無くても、カラオケボックスにでも1人で入ってしまえばどうにでもなります。
物理的に言葉が脳を震わせてくれた方が効果があるのです。
こうしてアンラッキーも人生付き物と風に流してしまいましょう。
どんな時もいつも前向きでアグレッシブに対処していればラッキーな瞬間も訪れるものなのです。
「ま、いっかぁ」が続くこともあるかもしれません。
それでも凝りずに何度も繰り返していると何だか何があっても幸せな気分が揺らがない自分を感じるようにまでなってきます。
ニュースを見ていると世の中、人災や天災がいつ降りかかるかもわかりません。
いかなる失敗をしても不運に遭ってもへこたれない自分でいたいものです。
それには「ま、いっかぁ」のたった一言だけで十分なのですから、しっかり口癖にしておきたいものです。