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忙しくなければ人じゃないのか

  • 2017/03/29
  • ライフスタイル・娯楽
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  • のりき 夢丸
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「忙しい」は肯定の表現ではない

「忙しい」は肯定の表現ではありません
飲み会に遅れた同期が「いやぁ参った参った、忙しくてさ」
この頃とんと会ってくれなくなった彼女が「忙しいのよ!」
年賀状にひと言「今年も忙しくなりそうです」

現代はとかく「忙しい」時代であるらしい。
しかし「忙しいから」と言われて、「そっか、それじゃあしょうがない」と納得できるのは、どうも現代人に限った現象のようだ。

だって「忙しい」という理由で自分をないがしろにされると、普通ちょっとはイラッとするでしょ?

大丈夫、それが正しい反応なのだ。
なぜなら「忙しい」は元来、SOSを意味する言葉だったのだから。

 

「忙しい」は使われすぎか

「忙しい」は使われすぎかもしれません
現代のように、日常でそっけなく「忙しい」と言葉を使うのは、もとの意味から遠くかけ離れている。

「忙しい」は、汗をぬぐうのも忘れるくらい面倒なことに首を突っ込み、いよいよ抜き差しならない事態になったとき「うわー、忙しすぎるぅ!」と叫ぶための言葉なのだ。

それを彼に向かって「だぁって、いそがしいんだもん」とデートをすっぽかす口実になど使うから、「忙しい」がはき違えられることになる。

「忙しい」ときたら「それじゃあ、助けようか」と呼応するのが、人として素直な反応なのだ。

 

忙しいことこそ、正義か

「忙しい」は肯定の言葉でなく、SOSを意味する言葉です
もうひとつ、忙しくないと「恥ずかしい」と思う風習が台頭したことも、「忙しい」の意味を取り違えた原因かもしれない。

ひまそうなヤツに「いや、忙しくてさ」と言うときの優越感、だれもが経験あるだろう。自分こそ、状況の中心人物であり、人から注目され、頼りにされている感。
そしてその反対の立場もみな経験済み。

「忙しい」の同義語が「誇り」であり、反対語が「怠け」と思っている方、多いんじゃないですか?

もう一度言うが、「忙しい」は肯定の言葉でなく、SOSを意味する言葉である。

 

忙しい、を使わない生活を

忙しい、を使わない生活をしてみませんか
最近、アメリカの研究で、手紙の内容に多い自慢話のひとつが「忙しいこと」だとわかった。
ああ、日本もいっしょだ。年賀状に忙しいと近況を書く人の何と多いことか。「普通に忙しいです」という怪文面さえ、見かけたことがある。

忙しいは、良い言葉ではない。思わぬところで人をイライラさせる危険がある。
ではなんとしたためればいいのか。
自分の近況を、感想ではなく、ありのままの生活を描くことで、示せば良い。
「忙しい」で伝わっていると思ったら大間違いだ。

ビジネスにしろ、家族にしろ、パートナーにしろ、たったひと言の「忙しい」で全てを済ませるようになったら、それは危険なサインだ。

きっと相手はあなたに愛想を尽かし、つたなくても自分の言葉でとつとつとものを語る人のもとへ向かうだろう。

 

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のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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