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第二次世界大戦で最強と言われた零戦の性能と今の戦闘機の違い

  • 2017/06/20
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零式艦上戦闘機とは

零式艦上戦闘機(零戦)が日本海軍に正式採用された西暦1940年・昭和15年は、日本の紀元では2600年です。紀元の下2桁で名付けるのが当時の海軍でしたので、00が付けられます。いまのプロ野球選手の背番号とは違い、00と0は同じですから零式となります。つまり、紀元2600年に採用された艦上戦闘機、それが零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき)なのです。ちなみに陸軍では、この年の採用機を0ではなく100として百式と呼びます。百式司令部偵察機は当時の傑作機として有名です。

零式艦上戦闘機とは

一般にゼロ戦と呼ばれることも多い零戦ですが、正式名称から略せば「れいせん」となります。アメリカ軍のコードネームでは「ジーク」(外観が異なる零戦32型のみ「ハンプ」)と呼ばれていましたが、「ゼロ」「ゼロファイター」と呼ぶことが多かったとか多くなかったとか。

さて、この零戦は前機種である九六式艦上戦闘機の性能を大幅にアップすることが要求された、当時では世界トップレベルの機体として開発されます。ようやく全金属製で固定脚の単葉機(主翼が上下二枚ではなく一枚)を装備したばかりと言っても過言ではなかった日本としては無茶な話でした。開発に当たったのは三菱重工業です。

当時としては破格の時速500キロ以上(初期の21型で530キロクラス)、20ミリ機銃を2門、長大な航続力(太平洋での戦いで、搭乗員が疲労により基地帰投前に意識を失い海中に没してしまう事態が起きたくらいの長さ)など、それまでの傑作機であった九六式艦上戦闘機を大幅に超えるが性能が要求されました。その要求に見事に応えたのが堀越技師のチーム。ちなみに、20ミリは現在の戦闘機でも使用される寸法です。

当時では世界トップレベルの機体として開発

昔と今では戦闘機の運用思想が違う

中国軍や、イギリス、アメリカの戦闘機を相手に無敵を誇った零戦。軽快な運動性能と破壊力抜群の20ミリ機銃が裏付けでした。そうやって経験を積んだパイロットは、さらに強い零戦を実現します。つまり、ドッグファイトと呼ばれる格闘戦で無類の強さを発揮するのです。

しかし、アメリカ軍が格闘戦を避け、より優秀な戦闘機(F6Fヘルキャットなど)を大量に投入することで、零戦の優位は失われて行きます。そこには、今日の戦闘機の思想に通じるものがあります。ドッグファイトをしない点は、遠距離からのミサイル攻撃につながります。

現代の戦闘機は、優秀なレーダーを装備し、敵よりも早く発見してミサイルを発射するのが基本です。さらに、各機が独自に戦闘するのではなく、データリンクシステムによって、味方が一体となった戦闘を行うためのアイテムにもなっています。

そもそも、現代の主力戦闘機はジェット戦闘機であり、マッハ2を超えるくらいの速度は当たり前です。零戦とジェット戦闘機が戦えばどちらが勝つか?速度・武装・レーダーを考えれば、ジェット戦闘機の方が圧倒的に有利でしょう。アメリカ映画「ファイナルカウントダウン」のワンシーンで、アメリカ海軍のF14トムキャットが零戦を撃墜するシーンがありました。タイムスリップものですが、実際に戦えばあのようになったかも知れません。

実際に戦えばあのようになったかも知れません

但し、速度が違いすぎるため、F14といえどもうまく戦えない可能性も指摘されています。また、零戦の速度にあわせてドッグファイトをすれば結果はわかりません。というよりも、零戦が勝つ可能性もあり得ます。現実世界では向き合うことのない機体どうしですから、そんなことは机上の空論ですが…。

ともあれ、数十メートルの至近距離での撃ち合いに滅法強かった零戦と、見えない相手にミサイルを叩き込む現代のジェット戦闘機。根本的な思想が違います。

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