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覗いてみたい!スポーツの裏側にある金が渦巻く世界

  • 2017/11/26
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金で絶たれたオリンピックという舞台

スポーツには金がかかる

「お前知ってる? スポーツって金かかるんだぜ」
久しぶりに会った友人が話していました。彼は小さな会社の総務部の責任者、採用担当も兼ねています。

そんな彼が面接した、ある女の子の……といっても30歳をとうに過ぎた女性なのですが……履歴書の特技の欄に「アーチェリー国体優勝」と小さく書かれており非常に驚いたというのです。
「え、じゃあオリンピックの出場とかは狙えなかったの?」と彼がたずねたところ「アーチェリーはあきらめました」とのこと。
故障か何かであきらめたのか? と聞くと、そうではなくて資金面で壁にぶち当たりあきらめざるを得なかったと。

オリンピックの出場権を獲得するには、ワールドカップなど国際大会で一定の成績を残さなくてはいけない。すると、遠征費用だけで年間数100万円、それを捻出できないとなるとオリンピックなどは目指せない。アーチェリー連盟からの補助金なんて微々たるものだし、遠征費用の大半は自腹を切らざるを得なかったというのです。

そんな話を聞かされて友人は、何ともやるせない気持ちになったといいます。まあ、アーチェリーと彼の会社の業務には何の関係もありませんから、採用は見送ったといいますが。

金がなければ続けることすら難しいスポーツ

フィギュアスケートもお金がなければ続けられない

国体優勝レベルの競技者でも資金面で行き詰まると競技をあきらめざるを得なかった。
まあこれが、アーチェリーの悲しさ。というよりも、アーチェリーなどマイナースポーツの悲しさだったのでしょう。

用具一式で30万円程度、1回の練習の数1,000円。
遠征費用はともかく、道具や練習に比較的金がかからないという、アーチェリーですらこんな状況。ならば、いかにも金がかかりそうな、例えばフィギュアスケートならどれぐらいの金がかかるのでしょうか?

日本女子フィギュアスケートの草分けである渡辺絵美さんは「自分よりスケートが上手い子はたくさんいたけれど、みんなお金がなくて辞めていった」自著で述べています。

好きだからという理由だけでは続けられない!!

しかし、考えてみれば種別やレベルに関わらず、スポーツを続けるというのはそういうこと。
遠征費用で数100万円、国際大会に出場するようなレベルに達する以前に、子どもにスポーツを続けさせるというだけでも親の負担は結構なものです。

道具代、ユニフォーム代、毎月のレッスン代、毎週末は試合の応援、子どもたちの送迎などなど。どんなスポーツでもそうですが、単にその競技が好きだからという理由だけでは、続けることができないというのが、スポーツの現実。

家庭にかかる大きな負担というハードルを超えなければ、スポーツで成績を残せることはおろか、続けることすらできないのです。

最も公平な競技とは、何なのか?

熱意や成績以前に、金銭的なものが必要となってくるのがスポーツの世界であることには変わらない

近年は、スポーツ振興という考え方が企業にも根付きましたから、遠征など選手個人の負担は、以前に比べずいぶん軽くなったという話も聞きます。
アーチェリー連盟にも大手企業のスポンサーも付いている様ですから、友人の会社に面接に来たという彼女も今の時代ならば、オリンピック出場とかメダルとかそんな夢をかなえることができたのかもしれません。

しかし何かを続けるとか、続けたいと思ったら熱意や成績以前に、金銭的なものが必要となってくるのがスポーツの世界という現実は、未だ頑として変わらないものがあります。

そんな風に考えると幼少のころからプロジェクトに組み込まれ、国家ぐるみでスポーツ振興をおこなうという旧共産圏の手法というのも、まんざら否定できないものではないかと考えてしまうのです。
そして個人の資質や家庭の事情に関わらず、ある程度の結果が望める、勉強という競技の公平さを思わずにはいられないのです。

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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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