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トリニティで思い出した、いくつかのこと

  • 2017/07/05
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3連といっても、ガイア、オルテガ、マッシュではなく

3連といっても、ガイア、オルテガ、マッシュではなく

「3連」……この単語を聞いて「ジェットストリームアタックか?!」と反応してしまう諸兄も多いと思うのですが……ここで語りたいのは「黒い3連星」ではなく「カルチェの3連」、といいましょうか、カルティエのトリニティ・リングです。

イエロー、ピンク、ホワイト、3種類のゴールドが絡まって、1つのリングになっている。そんなカルティエのトリニティ・リング、80~90年代に日本でも流行しましたね。大学生はティファニーのオープンハート、社会人になるとカルティエのトリニティ、そんな風潮が確かにありました。なぜ、そんなに流行ったのか?それは、まあマスコミなどがこぞって仕掛けた同調圧力だったのでしょうね。

 

毎年送り出される、トリニティの斬新なシリーズ

しかしこのトリニティ、パンテールやラブ、タンクなどなどと並んで、カルティエにとって非常に重要なアイコンの一つ。流行り廃りといった一過性のものと、カルティエは捉えていませんから、毎年トリニティ・シリーズは新作が送り出されているのです。
それをブティックで見て懐かしいと思うかどうなのか? 近年では、流行の素材であるセラミックを取り入れたリングもあったりして、なかなかに新鮮ですし、やっぱり優れたデザインだと思うんですよね。

 

トリニティといえば、ジャン・コクトー

トリニティといえば、ジャン・コクトー

さて、このトリニティといえば思い出されるのが、フランスを代表する詩人、小説家、そして画家であるジャン・コクトー。何でも当時の恋人……といっても男性なんですけど……レイモン・ラディゲのために、カルティエへ出向き「世界中のどこにもないリングを作ってくれ」とオーダーしたのが最初だったとか。

そのラディゲとの別れ話の際に、彼が投げつけたトリニティが、シャンパングラスにスポっとはまり、中で気泡とともに美しく輝いていたとか。……まあ美しい「伝説」が残っていたりするのです。
まあ色々調べてみるとトリニティ、世に出たのが1925年といいますから、確かにコクトーが生きた時代と重複してはいるのです。しかし、彼がオーダーしたのが最初というのは、真っ赤な嘘。

でも、晩年に彼がトリニティを2つ、左手の小指にしていたのは本当の話。そのリングが元々誰のものだったのかまでは、わかっていないのですが……。

 

マクロン大統領の薬指にもトリニティ

さて、こんなことを思い出したのは、先日、39歳の若さで就任したフランスの大統領、エマニュエル・マクロン氏が左手の薬指にトリニティをしているのを見かけたからです。ということは、高校時代の恩師でもある2廻りも年上の婦人、ブリジットさんも身につけているのかもしれません……と、思いながら「ああ、いいな」と。

例えば、日本の首相がトリニティを身につけていたらどうでしょうか? まあ「バブル臭い」とか何とか、どっかの週刊誌が嬉々として叩くに違いありません。というか、婦人が2廻りも上という時点で「政界のペタジーニ」とか「夜の特大ホームラン」とかゲスの極みを尽くしてくれることは想像に難くないのです。

 

アイコンは消費されるものではないという話

アイコンは消費されるものではないという話

いやいや、カルティエのトリニティには時代を超えるに当然の美しさがあり、相応しいエピソードがあり、それは大統領からも愛されるほどのものであるということです。

フランスには、優れたデザインを愛し、敬意を払う風土があるということ。そして、トリニティの美しさは、バブルなんていう浮かれた時代に消費しつくされるほど、軽薄なものではないということです。

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