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固定観念に縛られることと、自由になること

  • 2017/03/03
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マーク・ニューソンが手掛る2つの時計

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Apple Watchが今一つ時計好きを惹きつけない理由については、別項目でお話した通りなのですが、同様に今一つ時計好きを惹きつけないブランドがあります。
その名は「アイクポッド(IKEPOD)」、少し前までは数10万円という比較的手が出しやすい価格帯で毛色の変わったデザインをリリース、最近では価格帯を大幅に上げて、よりイロモノ度合いを増しているのですが、時計好きをトリコにするまでは至っていません。
そしてApple WatchとIKEPOD、この2つには共通点があるのです。
それは、デザイナーがマーク・ニューソン(Marc Newson)であることです。

 

オーストラリアが生んだ、新しいアイコン

コアラとカンガルーしかいない文化不毛の地、オーストラリアが産んだ偉大な人物、その代表としてマーク・ニューソン氏をあげることに異論を挟む……まあ、メル・ギブソンとかカイリー・ミノーグとか、まだまだいますけれど……人は少ないでしょう。
今や全世界を代表するプロダクトデザイナー、先述のApple Watchやアイクポッドなど様々な物を手がけて来たのですが、日本で一番メジャーなのはauの携帯電話「タルビー(talby)」でしょうか。

 

全く役に立たない「021C」という車

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そんなニューソン氏、その名声のせいで色々な所から依頼が来るのですが、面白いのが、役に立たないような物のデザインの仕事が多いこと。
例えば、フォードから依頼されたコンセプトカー「021C」。
長方形や丸といった単純なラインを元にデザインするというニューソン氏らしい、ちょっとクラシカルな雰囲気を持つ2ドアのコンパクトセダンなのです。
コンセプトカーにはプロダクト化されることを前提としたものと、全く前提にしていないものの2種類があり021Cは明らかに後者、エンジンも積まれていませんし、車の強度を保つのに必須であるBピラーと呼ばれる柱もありません。

 

ダイハツ・タントをデザインしたのはニューソン氏?!

そんなものをデザインさせて何になるのか? 少なくとも、フォードからは021Cにインスパイアような製品は発売されていないのです。
しかし、この車の常識を破るピラーレスというデザイン、回り回って日本の軽乗用車ダイハツ「タント」に影響を与えていることは間違いないと思うのです。
室内が広いとか、スライドドアで乗り降りがしやすいとか、そんな理由でヒットしたと思われているタントですが、それ以上に注目すべきはピラーをスライドドアに内蔵してしまうという画期的なアイデア。
カーデザイナーたるもの021Cを知らない訳がないですし、だからこそ車のデザインを全く無視したニューソン氏のデザインに衝撃を受けたのでしょう。
結果、ダイハツはヒット車種を生み出したのですし、子育て家族には使いやすい車がプレゼントされたのです。

 

固定観念から外れたデザイン、そのままでは……

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このエピソードからわかるのは固定観念から外れることの難しさ。
だからこそフォードはニューソン氏に大金を積んだのでしょうし、ダイハツは021Cをきっかけにヒット車種を生み出したのです。
全く素人の方が面白いものを生み出せるとはよく聞きますが、その裏には面白いものを製品化するためのとんでもない努力があることを忘れてはいけません。
そして、もう一つ気がつくことは、なぜニューソン氏の時計が今ひとつ受け入れられないか?
それは、時計ファンを構成する人々が固定観念にガチガチに固まっているからでしょう。
ちなみに021Cとタントの間に関連性があることについては、全くの推測に過ぎません。
最後に言い訳をしておきます。

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