長編小説が苦手な人のための司馬遼太郎入門編

  • 2016/09/25
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時代と人物が生き生きと描かれる司馬作品ですが…

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坂本龍馬といえば誰もが知る有名人物ですが、かつてはマイナーな存在でした。龍馬の知名度が飛躍的に上がったきっかけは、作家・司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』だといわれています。
司馬作品は綿密な調査で時代の空気感を再現し、人物を鮮やかに活写します。また、人物の言動には合理性があり、生き方のヒントもたくさん出てきます。日露戦争の時代を描いた『坂の上の雲』は、軍司令官たちのリーダーシップや決断力が参考になるとして、ビジネスマンの支持率が高い作品です。
教養として司馬作品を読みたい人も多いでしょう。しかし、悩ましいのは大長編の多さ。『坂の上の雲』は文庫本で全8巻。いきなりこんな長編に挑んでも、最後まで読めるか心配ですよね。
しかし、司馬作品にも魅力的で短めの作品はたくさんあります。
初心者も挑戦しやすい、短くて面白い司馬作品を3作品ご紹介します。

 

 

新選組隊士の短編集『新選組血風録』

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幕末の京都で江戸幕府を守るために戦った新選組。この個性豊かな隊士たちを主人公にした短編集で、文庫本全1巻。局長・近藤勇が愛刀の虎徹を手に入れる話や、剣の名手・沖田総司の恋物語など、15話が収録されています。
連作形式ですが、それぞれの話は独立しているので好きな話から気軽に読み始めればOKです。多くの映画やドラマの原作にもなっているので、映像作品を一緒に楽しむのもいいでしょう。
連作短編集には、豊臣秀吉の一族を描いた『豊臣家の人々』もあります。

 

 

忍者アクションに心躍る『梟の城』

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短編集を楽しめたら、次は文庫本全1巻の小説にチャレンジしましょう。
『梟の城』は直木賞を受賞した出世作で、葛籠重蔵という戦国時代の忍者が主人公。歴史の裏で暗躍した忍者は資料がほとんど残っていませんが、忍者そのものは実在しました。葛籠重蔵という忍者も詳細不明ながら実在したようです。
重蔵は秀吉暗殺の命を受け、ライバル・風間五平らと戦います。スピード感あるアクションシーンで手に汗握り、最後のどんでん返しで驚かされる、爽快感たっぷりの作品です。
忍者作品には霧隠才蔵が主人公の『風神の門』もあります。こちらは文庫本全2巻です。

 

 

長宗我部元親を妻視点から描く『夏草の賦』

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最後にご紹介するのは文庫本全2巻の小説『夏草の賦』です。
主人公は、土佐(現在の高知県)に生まれ四国平定目前まで迫った戦国武将・長宗我部元親。土佐一国の主から紆余曲折を経た元親の行動理論がわかりやすく表現されます。
特徴的なのは、元親の人生を妻の菜々から見た視点で描いた点でしょう。この工夫で、元親の人間らしい豊かな情感まで読み取れるのです。
司馬作品らしい登場人物の合理性と人間らしさが存分に味わえる作品です。
続編に、元親の後継者・盛親を主人公にした文庫本全1巻の『戦雲の夢』があります。

この3作品で司馬作品の魅力に触れたら、ぜひ大長編も読んでみてください。

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