本当の野球ファンを育てるには時間がかかる

  • 2016/09/17
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25年ぶりの祝杯を見ながら

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プロ野球のセントラル・リーグは、広島東洋カープが25年ぶりのリーグ優勝を決めた。
筆者はカープファンではないが、子どもの頃は野球少年だった。長嶋と王が引退したあたりから見続けているから、ファンというより「ウオッチャー」と表現した方が当を得ているだろう。
カープと言えば、文字通り「鯉のぼりの季節」はスイスイと泳いで躍進するも、長続きせず夏場に失速、最後いいところを他球団に全部もっていかれるイメージが強かった。
今年もマエケンがドジャースに渡り、黒田も1年歳をとった。どうみても優勝するなら去年だった気がした。
それがどうだろう。ふたをあければ、マツダスタジアムでの驚異的な勝率、若手の躍進、適材適所に渋い役者をそろえ、見事にペナントをもぎ取った。

 

高齢化と戦う野球ファンたち

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カープを応援する有名な熱狂的「カープ女子」らを除けば、野球のファンはここ数年で大きく高齢化した。つまり、若者を引きつけなくなっている。
それはサッカーのせいだとは言えない。むしろ、スポーツの嗜好が多様化し、さまざまな競技に日の目が当たり、観戦できるスポーツの裾野が広くなったのが正しい理由だろう。
今回のカープ優勝を喜ぶ著名人を見ても、少年時代に前回の優勝を目に焼き付けた40代男性がほとんど。逆に言えば、この層を突き破る熱狂が20代、30代のカープ女子に感じられるから、大きな話題になるのだ。
でも、これは幸せなことである。

 

海の向こうでも同じ現象が

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マエケンらが活躍するアメリカMLBのファンにも、高齢化の波が押し寄せているらしい。
オジサンたちは、夜の数時間をテレビ前での観戦に費やすが、年少のベースボールキッズたちは、(野球は好きだけど)3回まで見てつまらなければその日は終了。あとでネットで結果だけを確認するのが常識だそうだ。
だから野球に深入りするより、グレートな瞬間だけを共有したい、刹那の観戦スタイル、とでも言うのだろうか。
キッズファンとシニアファンの溝は万国共通、想像以上に深い。

 

オジサンファンよ栄光を次の世代に語り継げ

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カープのファン層の厚さは、文字通り球団の、いや球界の宝だ。
しかし、オジサン世代とカープ女子の野球の楽しみ方には、やはり埋めがたい世代ずれがある。
新旧ファンたちには、25年の時を超え、ぜひともその喜びを共有する時間をもってほしい。

佐々岡、川口、北別府、大野らの投球術
正田、前田智徳、野村、小早川らの渋いプレー

これらをいま目の前で再現するかのように、オジサンたちは若いカープファンに語り継いでほしい。
その伝承が果たされたときこそ、カープファンは本当の意味で、日本一の野球ファンになることができるだろう。

参考:【寄稿】老いる野球ファンが語り継ぐべきこと

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のりき 夢丸
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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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