冬場の運転は事故が多発します。こんな時は〇〇しましょう!!

  • 2018/02/03
  • ライフスタイル・娯楽
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アイスバーンや雪道では、カンタンに命を落とします

アイスバーンや雪道では、カンタンに命を落とします
いやあ、ここ2、3日かなりの雪に見舞われて大いに難儀した犬助です。
雪の何が困るって、まずは雪かきなのですが、このことを話し出すと本題と大いに外れますので自重。筋トレ代わりと楽しめたのはしばらくの間、まあ疲労困憊だったのです。
でも高い建物の屋根からの落雪が直撃でもしない限り、地面の雪かきで命を落とすことは、まずありません。しかし雪道の運転、こちらはカンタンに命を落としかねない危険な代物、ですから雪道を運転するようになって20年以上ですが、いまだに緊張する難儀なものなのです。
そこで、今回は冬場の運転の注意点、とりわけ雪道での運転について犬助の経験を踏まえてお話いたしましょう。

 

基本は車間距離を可能な限り多くとる

雪が降った後に何台もの車が通過、タイヤで踏み固められた圧雪が「ミラーバーン」と呼ばれる状態になっていたり、夜間の低温で路面が凍結したり。冬場の道路はスリップしやすいもの、では今ひとつ弱い!! 「絶対にスリップするもの」と考えましょう。
ですから、まず注意すべきは車間距離。多めに、などと甘いことをいっていてはいけません。
可能な限り多くとるということが大切、自分の車だけでなく、前の車や後続の車がいつスリップして、コントロールを失うかわからないのです。そんな場合に役に立つのは車間距離、可能な限り多くとるようにする。これが、冬場の運転の基本となります。
にもかかわらず!! 車間距離をつめてくる車がいるんです。で、ナンバープレートを見ると大概が県外ナンバー、それも太平洋側の雪が少ない地域だったりする……そんな運転は、事故を起こしたいのと同じこと。お願いですから、車間距離は多くとってください。

 

ブレーキを踏むときは、複数回に分けて踏む

ブレーキを踏むときは、複数回に分けて踏む
車間距離を多くとって運転していても、前の車が停車したら車間距離はつめなくてはいけません。こんな場合ブレーキを踏むのは絶対にポンピング、数回に分けてじわーっと踏む。これも基本です。
加えて、エンジンブレーキを多用する。特に長い下り坂の場合は、ギアをドライブから落として、エンジンブレーキ・メインで減速する。フットブレーキは補助という感覚で使わなければなりません。
アイスバーンでも雪道でも、急ブレーキを使うということはタイヤをロックさせるということ。つまり、コントロールを失うということです。いくらABSがついていようと、冬場の運転ではまず当てにならないということを肝に銘じておきましょう。
そして、ためしに一度すべってみること。
冬場の運転では、これは必要なことになります。後続車や対向車がないことを十分に確認した後に急ブレーキを踏んでみてください。車がコントロールを失う恐ろしさを知るはず……これを経験したら、急ブレーキを踏むことは絶対にしたくなくなるはずなのです。

 

冬場、雪道を走るときは車の性能を過信しない

冬場、雪道を走るときは車の性能を過信しない
そしてこれも基本なのですがスタッドレスタイヤを履く、もしくはチェーンなど滑り止めを使うこと。これが意外と守れていません。
スタッドレスタイヤなら難なく通過できるような、わだち……除雪がおこなわれた後の雪道には、除雪車のタイヤによる太いわだちができています……そんなわだちにはまって立ち往生している車は雪道の風物詩。まあほとんどが県外ナンバー、加えて立派なRVだったり、プロが運転するトラックだったりするのです。
愛車の能力を過信しているのか、自身の運転能力を過信しているのか。でも、そんなものはアイスバーンや雪道では全く役に立たない物、必ずスタッドレスタイヤを着用して降雪地帯へいらっしゃってください。
そうそう愛車の能力を過信といえば、犬助の家の近所に、私が命名した「4駆殺しの坂」があります。ここは、吹きさらしになっており冬場は100%凍結しているポイント。にもかかわらず、無謀なスピードで4駆が突っ込み、ハンドル操作ができなくなり路肩に落ちてしまうのです。
通常の車ならばともかく、ごついRVが路肩で動けなくなっている様は非常に格好悪いもの。
ですから冬場の運転は何が起こるかわからないということを頭において、基本を守りつつ慎重に運転してください。

この記事の作者

アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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