「ジムニー」がフルモデルチェンジで製造開始

  • 2018/02/01
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どうも、軟派に感じるSUV

どうも、軟派に感じるSUV

「車高が低い=スポーティ=売れる!!」懐かしいですねえ、昔はこんな車がたくさん走っていたものです。日産「シルビア」、ホンダ「プレリュード」、トヨタ「カローラ・レビン」いわゆるデートカー……「ヤジアップ!」を読んでいるオヤジの皆さんの中にも、懐かしさのあまり目頭を熱くされている方も多いことでしょう。
しかし、そんなデートカーでデートした相手と家庭をつくり、子どもをもうけるとなると、車高が低くて2ドア、クーペチックな車など使い勝手が悪くてしょうがありません。
するとニーズはワンボックス、そこまで人を乗せることは考えていないとか降雪地域ならば、SUVとなってきます。
日産「ジューク」、ホンダ「ヴェゼル」、トヨタ「CH-R」……車高が高くて、RVルックのSUVが大ヒットしている事情はこんなところにあるのでしょう。

 

影が薄くなるゴリゴリのクロカン

影が薄くなるゴリゴリのクロカン

しかし、これらSUVと呼ばれる車種に違和感があるのは犬助だけではありますまい。
SUVの元祖といえばトヨタ「ハリアー」なのですが、カムリをベースに車高を上げて4駆にして、新しいジャンルの車だよ!! といわれて、なぜ納得しているのでしょうか? だってセダン以上、RV・クロカン未満という中途半端な車でしかないのです。
にも関わらず大ヒット、ポルシェ「カイエン」「マカン」、BMW「X」シリーズなど様々な車種が登場。挙句にはフェラーリ「GTCルッソ」やランボルギーニ「ウルス」などという珍奇な車種までリリースされてしまうという次第……でもSUVを選ぶぐらいなら、RVやゴリゴリのクロカンを選べばいいと思いませんか?
しかし、三菱「パジェロ」など、20年ほど前のブームが大きすぎた反動なのでしょうか? 今ではクロカンの市場での影は、すっかり薄くなってしまったのです。

 

スズキ「ジムニー」が遂にモデルチェンジ?!

そんな中、新型のクロカンの製造が遂に始まったと耳にして、久々に熱くなってしまった犬助なのです。
その名はスズキ「ジムニー」!! 「SAMURAI」、「KATANA」なる名称で世界中に輸出され、「SUZY」なる愛称で親しまれている、あの車がついにモデルチェンジを実施、生産が始まったというのです。
ジムニーの製造が始まったのは1970年ですから、50年近い歴史を誇る車種というだけで特別なのですが、そのモデルチェンジの周期の長さにおいても特別な存在。
1998年に製造が始まった現行の「JB23」は3代目に当たるのですが、それから見ても今回のモデルチェンジは20年ぶり!! ここまで、息の長いモデルというのは国内はもちろん、海外を見渡してみても、なかなか見つけられるものではないのです。

 

最強のツール感が、男を熱くするのだ

最強のツール感が、男を熱くするのだ

なぜ、ジムニーはそこまでモデルチェンジが少ないか? それは、もう進歩しようがないほどに「枯れた」存在だからということができるはず。
例えば車の骨格に当たるフレームは、いまどき珍しいラダーフレーム……といっても、メルセデスベンツ「ゲレンデワーゲン」や「ランドローバー」、トヨタ「ランドクルーザー」などゴリゴリのクロカンはもれなく採用している、タフな構造をしているのが特徴。
加えてサスペンションもクロカン仕様の車軸懸架式と来ていますから、相当の悪路でも厭わない抜群の走破性能を誇ります。
と、こんなことを書くと、そんなクロカンをどこで乗るんだ? というツッコミを受けそうな気もしますが、それは聞くだけ野暮というもの。「イザというときに役に立つ」という性能を秘めているというだけで、何とも頼りがいがあり心強いもの。
そんな「最強のツール」感が漂っている、というだけでジムニーは凡百のSUVなどが霞んでしまうほどの魅力を放っている。たとえ、イザというときが一生来なくても、そんなマシンに体を預けているというのは、それだけで大きな満足感をもたらせてくれるのです。
マイルドハイブリッドを搭載するとか、初代を意識した角ばったデザインに返るとか。
はやくもそんなウワサが飛び交う新型ジムニー、店頭に並ぶのは2018年の5月だそうです。心して待ちましょう!!

この記事の作者

アントニオ犬助
アントニオ犬助
みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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