トヨタのランドクルーザーの魅力!走れない道はないってホント?

  • 2017/12/21
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ランドクルーザーにしか走れない道はある

オヤジ世代が物心ついたときにはどこかの道を走っていたクルマ。それがランドクルーザーです。ランクルと略して呼ぶオヤジも少なくないですが、実は見たことがないというオヤジもいることでしょう。そもそも、ランドクルーザーはいまでいうSUVの括りに入る車の中でも野性味が強く出ているオフロードのクルマだといえます。そう考えれば、必然的にその辺で見かける確率は高くないということになりそうです。

ランドクルーザーにしか走れない道はある

もっとも、オヤジ世代が子供だった頃といえば、この系統のクルマとしては「ジープ」の知名度が抜群であり、形状、とくに面構えが似ていればなにも考えずにジープだと思っていたのかもしれません。

さて、そんなランドクルーザーですが、他のどのクルマが走れない道であっても、こいつなら走れるというイメージが根強くあるといわれています。トヨタのランドクルーザーブランドサイトにアップされている北海道の山道を走る姿を見れば、そのイメージも納得できるものがあります。

舗装道路は当然として、土煙が上がる道、砂利道、水たまりやぬかるんだ泥道、さらには道なき道に近い山道まで、他のクルマが躊躇してしまうような道でも走ることができる。ランドクルーザーに魅力を感じているオヤジには当たり前のことのようです。

ただ、ランドクルーザーにしか走れない道があるというのは、あくまでもランドクルーザーの凄さを表現した言葉であり、科学的に比較し証明されたものではありません。もしかしたら、ランドクルーザーと同じように走れるクルマがあるかもしれないわけですが、そうだとしてもランドクルーザーの凄さが低下することはないでしょう。そういうクルマがあればの話ですが、道に限定する以上はあっても不思議ではありません。

こいつなら走れるというイメージが根強くある

 

ランドクルーザーに走れない道とは

では、ランドクルーザーに走れない道はないというのはホントでしょうか。前述のトヨタのランドクルーザーブランドサイトのトップページには、次のような表現があります。

“地球上のあらゆる道とあらゆる人々の生活を想定し”
“どんな場所であっても、人や物を運び、帰ってくることが必然であるクルマ。”

引用:トヨタ インフォメーション | キャンペーン | ランドクルーザーブランドサイト | トヨタ自動車WEBサイト

ここでは、どんな場所であってもと表現されており、どんな道であってもとは書かれていません。しかし、クルマが走るのは基本的に道であり、どんな道であっても実質的にはイコールだと解釈できるでしょう。その前にあらゆる道を想定していることが明記されていることも踏まえれば、ランドクルーザーに走れない道はないといえそうです。

もちろん、物理的な寸法を持つクルマですので、路地のように幅が足りない道を走れないのは当たり前です。ランドクルーザーが走れない道といえば、思いつくのはそれくらいであり、これを持ち出して「ランドクルーザーにも走れない道がある」というのは強引過ぎますね。

ところで、ここでは道に限った話をしているため、現実のランドクルーザーに向き合っていないのかもしれません。ブランドサイトの文言が、「どんな道」ではなく「どんな場所」となっているのは、ランドクルーザーにとって道にこだわる必要がないことを意味しているのかもしれません。つまり、道がある場所だけでなく道がない場所へも行けると。

ランドクルーザーに走れない道とは

実際、砂漠を走るランドクルーザーや水に入るランドクルーザーも有名です。また、そんなところを走れるのに、走れない道などあるはずがないという結論になります。ランドクルーザーは、単に道を選ばないクルマとしてではなく、どんな状況に放り込まれても走れるクルマとして存在が許されているといえばわかりやすいでしょうか。

ランドクルーザーはランドとクルーザーを合成した名称です。ランドは陸・土地・国でありクルーザーは外用を走る船・巡洋艦を指します。どんな地面でも、ときには水の中でも走るクルマを表す名称としては、これ以上ないくらいピッタリではありませんか。ランドデストロイヤーやランドバトルシップでないのも秀逸です。

結論!ランドクルーザーに走れない道はないってホントです。

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