「夫とセックスしたくない…」性嫌悪症の恐るべき実態とは

  • 2017/04/20
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性嫌悪症は身近な病気

性嫌悪症は身近な病気

性行為や性的なものに罪悪感を抱く『性嫌悪症』に悩む人が沢山います。
性嫌悪症とは性嫌悪障害とも言われ、精神障害の一つとして数えられており、片側のパートナーの性嫌悪症が原因で、セックスレスに陥っている夫婦も少なくありません。

 

女性が性嫌悪症になる原因

・「男は汚いもの」と言われて育った
・幼少期に受けた虐待
・性的なイタズラを受けたことがある
・子育ての悩み

幼少期のトラウマの他にも、家庭環境が性嫌悪症の引き金になることがあります。
最も治療が難しいのが「男は汚いもの」と言われて育ったケースで、この場合は頭に刻み込まれた性嫌悪を簡単に取り除くことができません。

 

性嫌悪症の実態

近年では男性の性嫌悪症が増えていると言われています。

1990年代までは女性のほうがかかりやすい病気とされていましたが、近年では男性の性嫌悪症が増えていると言われています。
30代の男性は、恋愛に積極的ではない所謂『草食系男子』が多い世代なので、女性から性的なアプローチをされると嫌悪感を抱くことがあります。
そして40代の男性は、セックスそのものは好きでも、特定のパートナーとのセックスに嫌悪感を抱く傾向があり、仕事のストレスが性嫌悪症の原因になることも。

既婚者に多いのが、出産を期に相手を異性として見られなくなり、セックスをしたいと思わなくなるという現象です。
日本では妻にだけ性的嫌悪を覚える男性が珍しくありませんが、欧米では男性の性嫌悪症は少ないのが現状で、日本の文化や社会的な背景が性嫌悪を助長しているのかもしれません。

 

パートナーが性嫌悪症になったら

パートナーの片方が性嫌悪症になってしまった場合、夫婦仲が悪くなるばかりか、最悪の場合は離婚に至ります。
愛する人を抱けず、子供がほしくても作れませんし、人工授精にも嫌悪感を示すことがあります。
さらに、性嫌悪症にかかっている人の多くが「治療は必要ない」と思っているため、一度できた溝を埋めるのは困難を極めます。
しかも、治療を受けてもすぐには治らないケースも珍しくなく、療法によっては性的な表現に慣れることができずに苦しむ人も。
性嫌悪症のパートナーは相手の気持ちを理解し、性的な表現や行為を強要しないことが大切です。

 

無理に治そうとしないという選択も

どちらかが性嫌悪症でも夫婦仲が良好なら、無理に治そうとすると却って夫婦仲がこじれる恐れがあります。
また、何かの拍子に性嫌悪症が軽くなったり、治ることもあるため、子供がどうしてもほしいなどの事情がなければ、治療を受けないという選択も候補に入れるべきです。
全米医師会のセックスセラピーの調べによると、治癒率は62%ほどと言われているので、治療を受けたからと言って必ず治るものではありません。

 

治療を受けるなら

性嫌悪症の治療は、パートナーを見つめ直すきっかけにもなります。

性嫌悪症の治療は、パートナーを見つめ直すきっかけにもなります。
「自分で何とかしろ」と突き放さず、一緒に乗り越える気持ちで支えてあげましょう。
そして、途中で治療をやめたいと言われた時は、受け止めてあげることも大切です。

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