認知症を理解し、慣れるということ

  • 2016/10/29
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認知症患者には怒っても叱ってもいけない

科学の進歩、医学の進歩とともに認知症の解明も一歩一歩進んでいます。従来は認知症と認識されていなかった病状にも、認知症とされるものが出ているのです。
このような状況の中で、オヤジ世代の父母や祖父母にも認知症患者が少なくないでしょう。

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ひとくちに認知症といっても初期の軽いものから進行した重度のものまで症状は千差万別ですが、認知機能の低下によって正常な判断ができにくくなったり記憶が曖昧になったりするのはよくあることです。
しかし、認知症ではない周囲の人間からみれば、非常識な言動や物忘れのひどさにはイライラさせられるという感情が生まれてしまうものです。

「なぜ、同じことをくりかえすのか」「何度も同じことをいうな」「さっきも教えたばかりだろ」「さっきいったことと違うではないか」「もう忘れたのか」
認知症の患者に対して、このような言葉を投げかけてしまう気持ちは理解できます。しかし、これらはまったく意味の無い言葉であるだけでなく、認知症患者を追い詰めてしまう言葉でもあるのです。

故意に同じことを繰り返したり、忘れてしまったりしているのではなく、認知症という病気のために起きていることだということを正しく理解しなければなりません。

たとえるなら、生まれたばかりの赤ちゃんに「おしっこはトイレでするものだ」と叱るようなものなのです。本人の意思ではどうにもならないことであり、それについて怒ったり叱ったりするのは間違っています。

赤ちゃんであれば、叱られたとしてもあまりわかっていないでしょうが、大人の認知症患者は叱られることで萎縮してしまい、症状の悪化を招くこともあります。

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症状に対応する心構えが必要

相手が赤ちゃんだと思えば腹も立たないし、できないのが当たり前だと思えるものです。年齢的には赤ちゃんではないものの、記憶や判断の領域では赤ちゃんと同じになるのが認知症の症状だと肝に銘じることが求められます。

個人差の大きい認知症ですが、それぞれの症状に応じた「寛容さ」を実現できるように、病気を理解して症状に対応する心構えが重要になるのです。軽い言葉でいうなら認知症に慣れるのです。
そうすることで、家族に認知症患者がいたとしても多少は深刻さを回避することが可能となるでしょう。

とはいえ、重度の認知症になってしまうと、家庭で対応できる範囲を超えてしまうものです。その場合は、専門の施設などでケアしてもらうことも視野に入れる必要があります。その判断が可能となるのも、認知症を正しく理解すればこそです。

また、日常生活はまったく問題なく送れるにもかかわらず、窃盗などの悪事を抑制できないタイプの認知症があります。日常生活を送れているだけに施設への入所という話にはなりにくいケースでもありますが、ただ自宅にいたのではどうにもなりません。
今後、いろいろなタイプの認知症が発見される可能性もあります。どのタイプであっても、叱ったり怒ったりしたところで何の解決にもならないことだけは明白です。

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認知症はいつ自分がなってもおかしくない疾患です。だからこそ、正しい知識を広める必要があるといえます。

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