生活習慣病+糖尿病セルフチェック検査キットを体験

  • 2016/09/16
  • ヘルスケア
  • 78view
  • 検査キット評論家  小長谷直登(こながやなおと)
タグ
  • 病気
  • 健康管理
  • 検査キット
  • 病気

f56759386818c4a0896371f5dd394dd4

生活習慣病と糖尿病は生活次第で10代でもかかる病気である。私は30代前半の男で、ある程度は健康に気を遣っている方だと思われる。

具体的には、食事は毎日乳酸菌を摂り、発酵食品をほぼ毎日食べている。最近では週1回のジムや他の競技で激しく体を酷使するため、回復のためにプロテインやたんぱく質多めの食事になりように調節している。

しかし、体を動かすときにはアクエリアスなどのスポーツドリンクを大量飲みする。運動が長時間に及ぶときは糖質の入ったスポーツドリンクを2リットル以上飲むときもある。

糖分の撮り過ぎを心配してはいるものの、糖質を取らないとエネルギー不足からか体の動きが悪く、つい1.5リットルボトル飲料を飲んでしまう。最近は運動する時間も増えているため平均すると週4Lは飲んでいると思われる。

そういった理由から糖尿病を心配していたのだが、これまで尿が泡立つなどの目に見える症状は特になかった。しかし、心配は他にもある。それは最近忘れ物が激しいことだ。財布にカメラなど貴重品から小物まで練習場所に置き忘れてきてしまう。

私自身注意しているつもりだが、注意不足からか忘れ物が絶えないのだ。調べたところ若年性のアルツハイマーは糖尿病によって引き起こされるらしい。最近夏に近づくにつれてスポーツドリンクの飲む量が右肩上がりになっているため、糖尿病の心配もある。

さらに、祖母も長年に渡って糖尿病を患っている。そのため私に糖尿病にかかりやすい体質が遺伝している可能性もある。そういった理由からこの機会に糖尿病のチェックをしたい。また検査結果が陰性だったとしても、安心して飲み続けないよう注意したいと思う。

今回検査に使う検査キットは、株式会社リージャーの「生活習慣病+糖尿病セルフチェック」だ。代理店の株式会社プロアクト公式サイトで7,236円(税込・送料込み)で購入した。病院の本格的な人間ドックと比べると時間は5分程度でできて費用も1/7程度なので、この手軽さは有難い。

 

 

13項目を調べると生活習慣病と糖尿病の可能性がわかる

1)中性脂肪(TG)

間の体を動かすエネルギー源となる物質で、別名「トリグリセリド(トリアシルグリセロール)」と呼ばれ、健康診断の検査結果では「TG」等の記号で表示されている。中性脂肪は、体内の生命維持活動に必要不可欠なものではあるが、余った分は中性脂肪として、蓄えられる。これが贅肉、皮下脂肪にあたる。

中性脂肪は脂質の摂取だけでなく、お米などの炭水化物の摂取や、お酒などアルコールの摂取によっても増加する。
検査結果では、TGと記載されている。基準値は30~149mg/dl

2)HDL-コレステロール(HDL-C)

動脈硬化予防につなげる役割をする。このことから「善玉コレステロール」と呼ばれている。つまり、HDL-コレステロールが多いということは、動脈硬化予防値が高いと言える。

検査結果では、HDL-Cと記載されている。基準値は40~99mg/dl

3)総コレステロール(TC)

LDL-コレステロールなどの増加により血管を詰まらせる原因となる。LDL-コレステロールの増加は今までは食事などが大きな要因と考えられてきたが、因果関係が薄いという論文も出ている。

検査結果では、TCと記載されている。基準値は140~219mg/dl

4)AST(GOT)

肝細胞もしくは心臓や腎臓などの臓器に多く存在している酵素。体内でのアミノ酸代謝やエネルギー代謝の過程で重要な働きをする。何らかの異常で肝細胞が破壊されることにより、血液中に漏れ出すと、ALT(GPT)値が増加する。

ただし、AST(GOT)は肝臓以外の臓器にも存在するため、値の増減が必ずしも肝臓に関係しているとは限らず、AST(GOT)値のみが高値を示す場合は、肝臓以外の病気である可能性もある。数値が70以上を超えるくらいから肝臓病や肝硬変、急性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝などの病気の可能性が非常に高くなる。
基準値は0~45単位

5)ALT(GPT)

ALTはアラニントランスアミナーゼとGPTグルタミン酸ピルビン酸転移酵素のことで肝臓に特化して存在する酵素のこと。主に肝機能が鈍ると、値が上昇するため、数値が大きければ肝臓が弱っていることがわかる。
基準値は0~39単位。

6)γ-GT(γ-GTP)

ガンマ・グルタミール・トランスペプチダーゼのことで、肝臓や胆道に異常があると血液中にγ-GT(γ-GTP)が増えてくる。肝臓、腎臓、膵臓、胆管に存在していて、タンパク質を分解し必要な箇所に送り込んだり、アルコールや薬など有害物質を分解する働きがある。まさに肝臓が正常に働くために必要が物質である。
基準値は、0~79U/L

7)血糖値(Gluc)

血液中にあるブドウ糖のこと。食事をすると血糖値が上昇するが、血糖値のコントロールを行っているリンスリンが不足すると血糖値が異常に上昇する。これが高血糖状態。血液中の血糖値を調べることでインスリンの働きを見ることができる。

検査結果では、Glucと記載されている。
基準値は空腹時で65~109mg/dl

糖尿病と密接な関係があるヘモグロビン・エイワンシーのこと。高血糖状態であれば、HbA1cが上昇する。 これまで国内基準である「JDS」から国際基準の「NGSP」に移行している。

基準値は国内基準で4.3~5.8、国際基準で4.6~6.2%。国際基準の方が0.4%高い数値が出る。

9)総タンパク(TP)

総タンパクとは、血液中に含まれているタンパクの総称。血液中のさまざまな物質を運んだり、体液の濃度を調整する働きをする。

検査結果では、TPと記載されている。
基準値は6.5~8 g/dl

10)アルブミン(Alb)

アルブミンとは総たんぱくの約67%を占めるたんぱく質のこと。肝細胞でのみつくられ、血液中に存在している基準値を下回ると肝機能が低下している可能性が高い。

検査結果では、Albと記載されている。
基準値は4~5.1 g/dl。

11)クレアチニン(CRE)

筋肉運動のエネルギーとして代謝される「クレアチン」の代謝後に残る老廃物のこと。瞬発力系の負荷の高い運動の際に消費するアミノ酸で筋力トレーニングにおける栄養学において重要な位置を占めている成分。私もクレアチンモノハイドレイドなどパウダー状の栄養補助食品を5グラム毎日飲んでいるが、それが検査結果にどのように影響するのか気になるところだ。

検査結果では、CREと記載されている。
基準値は、0.6~1.1mg/dl

12)尿素窒素(BUN)

尿素窒素は体内でタンパク質を使い終わったときに発生する物質。尿素窒素の値が基準値より高いと肝臓が正常に機能していない可能性がある。

検査結果では、BUNと記載されている。
基準値は8~22mg/dl

13)尿酸(UA)

尿酸が多過ぎると痛風の原因となる。尿酸が増える理由は、ビール、カキ、レバーなどに多く含まれているプリン体などの食事が主な原因だ。プリン体が分解されると、老廃物として尿酸を発生する。尿酸が増えすぎると尿酸は体外に排出されるまでに時間がかかり、尿酸塩という細かいガラスの破片のような結晶と変化し、これが関節部分に「溜まって痛みを引き起こす。

検査結果では、UAと記載されている。
基準値は2.5~7.0mg/dl

いずれの項目も健康診断の検査でよく目にする項目だ。私は6月に健康診断を控えているので、別の機会に健康診断の結果と今回の結果を照らし合わせて見ていくとする。

また基準値は医療機関によって多少前後するため今回は株式会社リージャーが公開している基準値を掲載した。

 

商品到着

lifestyle-related-diseases01_1

平日の午後1時に注文して、翌日の昼に到着した。スピード配送のイメージが強いamazonより速いかもしれないと感じた。この商品の他に「がんリスクチェッカー」と「男性用がん総合検査リスクチェック」も同時に購入したが、いずれも翌日に到着した。梱包も丁寧で配送にも力を入れていることがわかる。

lifestyle-related-diseases02

中身はコンパクトにまとめられている。中身は他の検査キットと同様だ。

CancerRiskChecker03

株式会社リージャーの製品を初めて使うが、説明書がとてもわかりやすい。ここまで完成度のがあれば、採血中に手順を忘れてもすぐに確認することができるため慌てずに済みそうだ。

CancerRiskChecker04

血糖や中性脂肪は、食事の影響を受けるため、特に今回の糖尿病検査に関しては、空腹時に行った方がいい。この日は朝7時に朝食を食べたので午後1時から検査を行う。

前回から行っている採決前の軽いウォーキングを今回も実施した。採決前にこの方法を行えば気分の悪化を軽減できる。やり方は簡単だ。通勤時に少し早歩きをして、心拍数を上げる。5分も歩いていたら少し体が暖かくなってくる。その状態のまま会社に到着して、すぐに手を洗い採血するのだ。

この方法であれば、慣れないランセットを何時間も睨めっこをしながら戦わなくて済む。お腹が空いて意識が朦朧とした状態でも心拍数は上がっているため、採血時の気分の悪化も防げる。さらに血流が良くなっている分採血に必要な十分な量の出血も得られるのだ。

 

検査キットの中身

 

CancerRiskChecker05-1

・取り扱い説明書
・返信用封筒
・質問票
・検査申し込み用紙
・ランセット
・吸引器
・シリンダー
・密閉キャップ
・ボトル
・トレイ
・消毒布
・バンソコウ

検査の下準備

CancerRiskChecker06-1

作業しやすいようにボトルをトレイに立てておくと以降の作業が楽になる。

CancerRiskChecker07-1

作業しやすいようにボトルをトレイに立てておくと以降の作業が楽になる。

CancerRiskChecker08-1

早速採血の準備に入る。まずは、よく手を洗い付属の消毒用エタノール布で採取する指を拭く。

CancerRiskChecker09-1

今回使用するランセット。出血をさせるための道具だ。念のため2つ入っているが、1つで十分の出血があれば2つ使う必要はない。

繰り返しになるが、情けないことに私は血を想像したり見たりすると気分が悪くなってしまう体質だ。初めてランセットを使うときは1時間も躊躇した。今回は3回目のランセット使用となるが、未だに気軽にできる気分にはなれない。

特に始めてのランセットを使う人の気持ちはよくわかる。拭いても冷や汗が手のひらから出てきてしまい検査にならないのだ。

説明書では「検査の前に30回程、採血する手をマッサージすることをお薦めする」と書いてあるが、今回は通勤で息が上がった分、血行は良好なのでマッサージは行わない。

CancerRiskChecker10-1

説明書にも書いてあるが初めてランセットを使う方のためにランセットの使い方をおさらいしておく。まずはランセットの先端部分をひねって外す。

CancerRiskChecker11-1

徐々に押し付ける力を強めていくと、カチッという音とともに針が一瞬出てかすかな痛みがある。

CancerRiskChecker12-2

吸引器のスポンジ部分に血液を付着させると綿嬢の遷移が血液を吸引する。

CancerRiskChecker13-1

量にして3滴程の血液が必要なので片方の手で血液を押し出すように指をマッサージするといい。吸引器で吸い取りながらチップと呼ばれるスポンジ部分が1cmほどの長さに赤くなれば問題ない。

CancerRiskChecker14-1

ボトルの白いキャップを外して、その中に吸入器を挿入する。

CancerRiskChecker15-1

吸引器をボトルの中に差し込み上の緑の丸い部分を押し込むと、血液がボトルの中に落ちる。この時点で、止血のためにバンソコウをする。この先の作業は落ち着いてゆっくりで問題ない。

CancerRiskChecker16-1

吸引器を外して、白いキャップを取り付けたら、すばやく泡立てないようにボトルを振る。

CancerRiskChecker17-1

ボトルの白いキャップを外して、その中にシリンダーを挿入する。シリンダーは上からゆっくり底まで差し込む。底まで差し込むと元々ボトルの中に入っていた薬品が上に上がってくる。

CancerRiskChecker18

密閉キャップを差し込んで蓋を閉めれば完成だ。

lifestyle-related-diseases04

ボトルを下から見ると、繊維状のようなものが赤くなっているのが見える。

lifestyle-related-diseases03

検査申し込み用紙に必要事項を入力する。初めての方は検査IDがないので記載する必要はない。検査IDは郵送されてくる検査結果とともに知ることができる。「検査結果をメールで通知する」にチェックを入れると3日程早く結果を知ることができる。

もちろんその後、郵送での検査結果も送らてくる。 ボトルとキット一式をトレイの中に入れ、ポストに投函する。ポストは気温や湿度による劣化を最小限に留めるため、郵便局の窓口かポストに投函することをおすすめする。

 

検査結果が到着

メールでの検査結果通知

2週間後にメールで結果が到着した。下記の検査結果はメールで来たものをそのまま掲載している。

 

検査項目 測定値 判定
[正常値] 単位
 栄養状態
・TP(総タンパク) 7.6  good!!
基準値[6.5~8.0]  g/dL
・Alb(アルブミン) 4.5  good!!
基準値[4.0~5.1] g/dL
 肝機能
・GOT 26  good!!
基準値[~45] IU/L
・GPT 24  good!!
基準値[~39] IU/L
・γ-GTP 16  good!!
基準値[~79] IU/L
 脂質代謝
・TC(総コレステロール) 191  good!!
基準値[140~219] mg/dL
・HDL-C(HDL-コレステロール) 58  good!!
基準値[40~99] mg/dL
・TG(中性脂肪) 101  good!!
基準値[30~149] mg/dL
 尿酸
・UA(尿酸) 4.4  good!!
基準値[2.5~7.0] mg/dL
 腎機能
・BUN(尿素窒素) 15.7  good!!
基準値[8.0~22.0] mg/dL
・CRE(クレアチニン) 0.7  good!!
基準値[0.6~1.1] mg/dL
 糖代謝
・Gluc(血糖値) 85  good!!
基準値[65 ~109] mg/dL
・HbA1c(JDS) 5.4  good!!
日本国内基準[4.3~5.8] mg/dL
・HbA1c(NGSP) 5.8  good!!
国際標準値値[4.6~6.2] mg/dL
 肥満度
・身長 169.0 cm
・体重 62.0 kg
基準値[18.5~24.9] Kg/m2
 血圧
・大血圧 未測定
[~139] mmhg
・小血圧 未測定
[~89] mmhg

 

パッケージに記載されている項目名と実際に届く検査結果の項目名の表記が違うため、素人にはとてもわかりにくい。ひとつひとつ項目名を検索などして調べなければならず、とても疲れる作業だ。このサイトでは、わかりやすいようにパッケージの表記名を()付きで表記している。

検査はジムに行った翌々日に行い、身体の疲労感がない状態で行った。瞬発力増強のためクレアチンサプリを検査の一か月前から1日平均10g飲み続け、検査前日には5g飲んでいたが、気になっていたクレアニチンの値も含め全体的に問題ないようだ。

郵送で検査結果通知が届く

lifestyle-related-diseases05

当然のことながらメールと結果は同じだ。

 

メールと違い点はグラフで丁寧に説明してある。ここまでしなくても良い気がするがとても丁寧に作られている。

lifestyle-related-diseases07

検査項目の説明も過不足なく説明される。読みやすい量と文字の大きさでご年配の方にも読めそうだ。

生活習慣病+糖尿病セルフチェック検査キットの評価

検査結果が届くのが意外にも早かった。ポストに投函して11日後にメールが到着した。以前に検査した腸内フローラ検査では3週間かかったため、今回はとても早く感じた。

購入前は具体的な検査手順がわからず不安を感じていたものの、購入後に商品に同封されていた手順書を見るととても丁寧でわかりやすい。今後も様々な検査キットを検証していくが、今のところ説明書のわかりやすさはNo.1位だ。

良いと感じた点

パッケージデザインもキットもシンプル且つコンパクトで、検査キットという味気ない分野にデザインという概念を取り入れたことは評価が高い。そのおかげで、検査キットの様々な不安を軽減してくれた。今回、この記事のために写真を撮影しながらの採血をしたが、それでも焦ることなく遂行できた。

改善希望点

要望を言わせてもらえれば、メールでの検査結果通知をもう少しわかりやすくなるような工夫と入れて欲しい。そしてメールでの検査結果とパッケージの検査項目の表記が違うため、そこを統一して欲しい。メールのみで検査結果を受け取る人にとっては、少しわかりづらいだろう。

総合評価

この検査キットの素晴らしい点は、私のように病院嫌いな人間でも親しみやすいパッケージデザインのおかげで取っつきやすくなったところだ。こういった検査キットをもっと普及させることができれば、世の中に早期発見ができる人が増え、がんで亡くなる人がもっと減るだろう。

この検査キットは、周りの人間にお勧めできる。私自身も何年かに一回ずつでも定期的に使っていきたい検査キットだと感じた。

パッケージデザイン:★★★★★
商品説明:★★★★☆
絶対的価値:★★★★☆
価格:★★★★☆
リピートの可能性:★★★☆☆
他人におすすめする可能性:★★★★★

 

この記事につけられたタグ

  • 病気
  • 健康管理
  • 検査キット
  • 病気

関連する記事

この記事の作者

検査キット評論家  小長谷直登(こながやなおと)
検査キット評論家  小長谷直登(こながやなおと)
1984年神奈川県足柄上郡松田町生まれ。 仕事をきっかけに検査キットの可能性に興味を持つ。検査キットで救われる命があることを知り、検査キットの情報を正しく伝えるためにYAZIUPを通じて検査キットの情報を発信している。血液型は未だ不明。血液を想像したり見たりすると気持ち悪くなる体質ながら検査キットと格闘している。筋トレ、卓球、登山、カメラが趣味。
up 検査キット評論家  小長谷直登(こながやなおと)
検査キット評論家  小長谷直登(こながやなおと)

人気カテゴリランキング

ページTOPへ
ページTOPへ