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肝臓がん、前立腺がん、消化器系がんを1つで検査できる検査キットを体験

  • 2016/09/11
  • ヘルスケア
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  • 検査キット評論家  小長谷直登(こながやなおと)
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今回の検査は、肝臓がん、前立腺がん、消化器系がんを検査する。どんな病気でも同じことが言えるが、早期発見と早期治療がとても大切だ。そういったことから健康診断では調べられない部分を手軽な検査キットを使って徹底検査しているのが、このブログである。

前回の第4弾では、大腸がん、乳がん、食道がんの検査を行った結果、問題なく「陰性」だった。そもそも前立腺も消化器系も聞いたことがあるが具体的にどこのことを差すのか理解していなかったので調べた。

 

前立腺とは

前立腺の位置は、膀胱の下、直腸の下あたりにある機関だ。前立腺の働きについては医学的に全て解明されていないが、精液の一部を分泌することがわかっている。

消化器系とは

消化器系とは、口から肛門まで続く長い管状の器官の一連の機関のことだ。この期間の機能が低下すると栄養を十分に摂り込めなくなりエネルギー不足など深刻な状態となる。

私自身は適度に健康に気を遣って過ごしているので今のところ治療中の病気はない。しかし、備えれば憂いなしという言葉があるように、がんが進行して自覚症状がでるようになってから治療したのでは手遅れになる。

今回の検査は、男性によくある肝臓がん、前立腺がん、消化器系がんを調べていく。使う検査キットは、株式会社リージャーの「男性用がん総合検査リスクチェック」だ。代理店の株式会社宅配ドクター公式サイトで10,800円(税込・送料込み)で購入した。紹介サイトではわかりにくいが決済ページで送料無料となっている。

紹介サイトでのパッケージが届いた商品と違った。恐らく新パッケージになったのだろう。検査項目については全く同じなので安心して欲しい。もちろん厚生労働省から医療機器認可取得しているので信頼性は高い。

日米で特許を取得している世界初の即時血漿分離血液検査ができる点は他のメーカーと比べ優れている点と言える。

 

たった3項目で肝臓、前立腺、消化器系がんの可能性がわかる

1)CEA:消化器がんを中心とした腫瘍マーカー

このCEAが増えてくるとがん細胞が増殖しているということがわかる。消化器系がんのスクリーニング(ふるいわけ)検査に使われる。元々は胎児の消火器細胞にだけ存在する物質である。 基準値は5.0ng/ml以下

2)PSA:前立腺がん腫瘍マーカー

このPSAの値が増えているくると前立腺がんの疑いが高まる。かつて前立腺マーカーに使われていたPAP(前立腺酸性フォスファターゼ)と合わせることで高い精度が出せるのだが、今回がPSAのみの検査となる。

そして、γ-Sm(ガンマ・セミノプロテイン)も前立腺の精密検査に使われていたが、この検査キットでは検査されない。
基準値は4.0ng/ml以下(ポリクロナール法)

3)AFP:肝臓がんを中心とした腫瘍マーカー

GOT、GPTなどの血液生科学検査とともに測定され肝臓がんのスクリーニング検査として用いられる。今回の検査キットではGOT,GPTについては検査項目として説明はされていないため、そこまで検査されるのかが気になるのでチェックしたい。
基準値は10ng/ml以下(RIA固相法)

腫瘍マーカーとは

がんの種類によっては腫瘍マーカーと呼ばれる、そのガンに特徴的な物質を産生するものがあって、その物質が見つかればがんの可能性がわかるというもの。

その物質のうち、血液中で測定可能なものを腫瘍マーカーと呼び病院の臨床検査の場で使われている。病院と同じ検査方法なので信頼性も高い。腫瘍マーカーを調べれば、がんの進行度や治療の際に、その治療がどれくらい効果があるかを判断することができる。

 

商品到着

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平日の午後1時に注文して、翌日の昼に到着した。スピード配送のイメージが強いamazonより速いかもしれないと感じた。これまで試した検査キットは5つだが、いずれも発送が早い。

この商品の他に「がんリスクチェッカー」と「生活習慣病+糖尿病セルフチェック検査キット」も同時に購入したがいずれも発送がとても早い。amazonが最速かと思っていたが一般の物流の速さに驚かされる。梱包も丁寧で配送にも力を入れていることがわかる。

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中身はコンパクトにまとめられている。中身は他の検査キットと同様だ。

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株式会社リージャーの製品を初めて使うが、説明書がとてもわかりやすい。ここまで完成度のがあれば、採血中に手順を忘れてもすぐに確認することができるため慌てずに済みそうだ。

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血糖や中性脂肪は、食事の影響を受けるため、特に今回の糖尿病検査に関しては、空腹時に行った方がいい。この日は朝7時に朝食を食べたので午後1時から検査を行う。

前回から行っている採決前の軽いウォーキングを今回も実施した。採決前にこの方法を行えば気分の悪化を軽減できる。やり方は簡単だ。通勤時に少し早歩きをして、心拍数を上げる。5分も歩いていたら少し体が暖かくなってくる。その状態のまま会社に到着して、すぐに手を洗い採血するのだ。

この方法であれば、慣れないランセットを何時間も睨めっこをしながら戦わなくて済む。お腹が空いて意識が朦朧とした状態でも心拍数は上がっているため、採血時の気分の悪化も防げる。さらに血流が良くなっている分採血に必要な十分な量の出血も得られるのだ。

検査キットの中身

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トレイの中身は同じ株式会社リージャーの商品と全く同じようだ。複数の検査キットを同時に使う場合は、混同しないよう気を付けたい。

・取り扱い説明書
・返信用封筒
・質問票
・検査申し込み用紙
・ランセット
・吸引器
・シリンダー
・密閉キャップ
・ボトル
・トレイ
・消毒布
・バンソコウ

 

検査の下準備

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作業しやすいようにボトルをトレイに立てておくと以降の作業が楽になる。

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作業しやすいようにボトルをトレイに立てておくと以降の作業が楽になる。

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早速採血の準備に入る。まずは、よく手を洗い付属の消毒用エタノール布で採取する指を拭く。

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今回使用するランセット。出血をさせるための道具だ。念のため2つ入っているが、1つで十分の出血があれば2つ使う必要はない。

繰り返しになるが、情けないことに私は血を想像したり見ると気分が悪くなってしまう体質だ。初めてランセットを使うときは1時間も躊躇した。今回は3回目のランセット使用となるが、未だに気軽にできる気分にはなれない。

特に始めてのランセットを使う人の気持ちはよくわかる。拭いても拭いても冷や汗が手のひらから出てきてしまい検査にならないのだ。

説明書では「検査の前に30回程、採血する手をマッサージすることをお薦めする」と書いてあるが、今回は通勤で息が上がった分、血行は良好なのでマッサージは行わない。

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説明書にも書いてあるが初めてランセットを使う方のためにランセットの使い方をおさらいしておく。まずはランセットの先端部分をひねって外す。

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徐々に押し付ける力を強めていくと、カチッという音とともに針が一瞬出てかすかな痛みがある。

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吸引器のスポンジ部分に血液を付着させると綿嬢の遷移が血液を吸引する。

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量にして3滴程の血液が必要なので片方の手で血液を押し出すように指をマッサージするといい。吸引器で吸い取りながらチップと呼ばれるスポンジ部分が1cmほどの長さに赤くなれば問題ない。

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ボトルの白いキャップを外して、その中に吸入器を挿入する。

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吸引器をボトルの中に差し込み上の緑の丸い部分を押し込むと、血液がボトルの中に落ちる。この時点で、止血のためにバンソコウをする。この先の作業は落ち着いてゆっくりで問題ない。

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吸引器を外して、白いキャップを取り付けたら、すばやく泡立てないようにボトルを振る。

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ボトルの白いキャップを外して、その中にシリンダーを挿入する。シリンダーは上からゆっくり底まで差し込む。底まで差し込むと元々ボトルの中に入っていた薬品が上に上がってくる。

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密閉キャップを差し込んで蓋を閉めれば完成だ。

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ボトルを下から見ると、繊維状のようなものが赤くなっているのが見える。

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検査申し込み用紙に必要事項を入力する。初めての方は検査IDがないので記載する必要はない。検査IDは郵送されてくる検査結果とともに知ることができる。「検査結果をメールで通知する」にチェックを入れると3日程早く結果を知ることができる。

もちろんその後、郵送での検査結果も送らてくる。 ボトルとキット一式をトレイの中に入れ、ポストに投函する。ポストは気温や湿度による劣化を最小限に留めるため、郵便局の窓口かポストに投函することをおすすめする。

 

検査結果が到着

メールでの検査結果通知

2週間後にメールで結果が到着した。検査結果を開封する前はなぜか少しわくわくする。しかし、検査結果はとてもに簡素な作りになっている。

検査項目 測定値 判定
・PSA(前立腺がんマーカー) 0.9   good!!
基準値[~4.0]  ng/mL
・AFP(肝臓がんマーカー) 2.3   good!!
基準値[~10.0]  ng/mL
・CEA(消化器系がんマーカー) 3.7   good!!
基準値[~5.0]  ng/mL

結果は全ての項目で良好だったのだが、この検査項目がとてもわかりにくい。このブログでは()で補足してあるが、一般の人がPAS、AFPと言われもわかるはずがない。

こういった専門用語の部分で、わかること前提で書かれているところが配慮が足りないと言わざる負えない。一言で言えば不親切だ。私のようにインターネットで調べればわかる人なら問題ないが、調べることができない人はわからないままになってしまう。

CEAに関しては、以前に検査した「がんリスクチェッカー」では2.7だったが今回3.7に上がっていた。2週間以内に1.0以上も上がっていたが、基準値の範囲内なので気にしないことにした。気にすると全てが気になってしまうため、次の検査時に高くなっていれば調査することにした。

検査項目にGOT、GPTがない理由について問い合わせる

男性用総合がんリスクチェックという名前の商品の割に、この検査キットは調べられる項目が少ない。肝臓がんの検査に使われるAFPもGOT、GPTと合わせて精度が出るものだが、どちらも検査項目にない。そこでメーカーに問い合わせようとした。

しかし、メールには「ご不明な点があれば下記からお問い合わせください」と書いてあるが、どこにも連絡先は記載されていない。ログインページにも「ご不明な点は、弊社コールセンターまでご連絡下さい。」とあるが連絡先が記載されていない。あまり連絡はして欲しくないことが伺える。

仕方がないので検査結果のメールにそのまま返信して聞いてみた。

翌日後、メールが返信が届いた。

 

デメカルサポートセンターからの回答
この度はDEMECALキットをご利用いただき誠にありがとうございます。
ご質問のありました「男性用総合がん」の検査キットについて回答致します。血液の検査の中では生化学検査といわれる検査や腫瘍マーカー検査など大きく分類することができます。今回「男性用総合がん」の検査には「CEA」「AFP」「PSA」の3種類の腫瘍マーカーの検査を致します。上記の3種類は腫瘍マーカー検査になります。お客様のご質問内容にある「GOT」「GPT」は生化学検査という検査になります。私どもの血液検査は医療機関とは検査方法は異なります。医療機関では100%の血液を使用して検査をする方法ですが、弊社の場合、血液が微量のため血液を薄めて検査を致します。弊社では生化学の検査と腫瘍マーカーの検査を同時に検査するとき、もともとの血液量がとても少ないため同時に検査をすることができませんので、生化学の検査、腫瘍マーカーの検査などに分けておりますので「男性用総合がん」の検査の中に「GOT」「GPT」は入っておりません。簡単ではございますがご回答させて頂きました。
何かご不明な点がございましたら下記サポートセンターまでご連絡下さい。

 

つまり、「GOT」「GPT」は生化学検査。「CEA」「AFP」「PSA」は腫瘍マーカーの検査のため検査方法が異なるため少量の血液では一度に検査できないということだ。

それならば検査精度を高めるために、別商品の検査キットで「GOT」「GPT」まで検査した方がより確実な結論が出せるということだろう

「GOT」「GPT」まで念のため検査したいという人は、私が以前に検証した「生活習慣病+糖尿病セルフチェック検査キット」を使って検査した方がいいかもしれない。それによってGOT、GPTが基準値内であればひとまず安心できる。

 

数日後、郵送で検査結果通知が届く

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前回検査したより、検査項目の説明が少なくあっさりの内容だった。既に自分で調べていたので問題はないが、同じ会社の商品と思えないほど前回とのギャップがある。

 

 

男性用がん総合検査リスクチェックの評価

株式会社リージャーの商品を使うのは今回で3回目となるが2週間かからず結果メールが届いた。株式会社リージャーの商品は、このブログで何度か検証しているため、使い勝手の良さはわかっている。今のところ説明書のわかりやすさはNo.1位だ。

良いと感じた点

パッケージデザインもキットもシンプル且つコンパクトで、私的には今のところ一番好きなデザイン。パッケージの箱は検査後も捨てることなく保存しておける見た目でもある。

改善して欲しい点

このメーカーの商品に共通してお願いしたいのだが、メールでの検査結果ページに項目の説明を入れて欲しい。メールのみで検査結果を受け取る人にとっては、少しわかりづらい点もあるからだ。

総合評価

デザイン良し、説明書良し、価格良しなのだが、肝心の検査項目が少なく不安が残る。この検査キットで男性のがんのほとんどの不安が取り除けるほど検査項目は多くはない。一言で言えば中途半端ではないかと感じた。

医療機関では「AFP」と一緒に「GOT」「GPT」の生化学検査も行えるが、この検査では「GOT」「GPT」までは一緒に検査できない。完全に被験者目線で見れば「GOT」「GPT」まで検査できるのが理想だろう。

より1度の検査で多項目を調べるには医療機関で検査を行うか、「GOT」「GPT」がわかる検査キットと併用する必要がある。

それでも病院嫌いな私なら医療機関で人間ドックを受けるよりも、2つの検査キットを使う方を選ぶ。もちろん絶対的な安心感は医療機関で人間ドックを受ける方なのだが、費用も時間も節約でき、そこそこの安心感も得られるなら検査キットでも十分ではないだろうか。

検査キットと人間ドックを人によって精神的、経済的に負担にならない方を選べばよいと思う。

パッケージデザイン:★★★★★
商品説明:★★★★★
絶対的価値:★★★★☆
価格:★★★★☆
リピートの可能性:★★★☆☆
他人におすすめする可能性:★★★★★

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検査キット評論家  小長谷直登(こながやなおと)
検査キット評論家  小長谷直登(こながやなおと)
1984年神奈川県足柄上郡松田町生まれ。 仕事をきっかけに検査キットの可能性に興味を持つ。検査キットで救われる命があることを知り、検査キットの情報を正しく伝えるためにYAZIUPを通じて検査キットの情報を発信している。血液型は未だ不明。血液を想像したり見たりすると気持ち悪くなる体質ながら検査キットと格闘している。筋トレ、卓球、登山、カメラが趣味。
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