ギックリ腰を完全予防!脊柱起立筋の鍛え方

  • 2017/01/23
  • ヘルスケア
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  • 加藤薩樹
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問答無用でライフをゼロにする悪魔

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アッー!!やらかしたー!!そう思った時にはもう遅い。一発で行動不能に陥ってしまう悪魔の傷害。それがギックリ腰です。ちょっと油断したスキに我々の背後に忍び寄り、特大の爆弾を炸裂させる悪魔。通常の怪我であれば「あれ、ちょっと最近痛いかな?」なんていう猶予期間が与えられるものですが、ギックリ腰に関しては一切そのような「のりしろ」はありません。健康そのものだった人が、その1分後には床に這いつくばって一歩も動けなくなってしまう、それがギックリ腰の恐ろしさなのです。

今回は、ギックリ腰を予防するために鍛えておきたい部位とそのエクササイズ方法。そして、日頃からどのような点に気をつけておけばギックリ腰を防げるのかについて解説していきたいと思います。

ギックリ腰未経験の人にはなかなか理解して頂けないかもしれませんが、ほんと~にほんと~に恐ろしいんですよ、ギックリ腰って。

 

脊柱起立筋のエクササイズでギックリ腰予防

ギックリ腰も実は筋肉で発生を予防する事ができるんです。鍛えるべき部位は当然「腰」ですね。つまり脊柱起立筋を発達させれば良いのです。

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脊柱起立筋といえばやっぱりデッドリフトです。背筋を伸ばし、骨盤を前傾させた「出っ尻」を作って高重量バーベルを一気に引き上げます。実際デッドリフトが強い人は猫背でもありませんし腰痛知らずなのです。デッドリフトは年齢や体力に併せて日本国民全員に行って欲しいエクササイズだと思いますね。

デッドリフトはややハードルが高いという人にはバックエクステンションがオススメ。これなら自重トレーニングですから自宅でもできます。ベンチがなくてもベッドから上半身だけをはみ出させるようにして行えば問題ナシです。自重だけでは物足りなくなったらダンベルプレートや米の袋でも持って行えばかなり強い刺激を得られます。

これらのトレーニングはしっかりとストレッチとウォーミングアップをしてから本番セットに入ってくださいね。腰痛予防のための運動でギックリ腰になったらシャレになりませんからね。

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日常的に気をつけておくべき事とは

その他、ギックリ腰にならないために日常的に防ぐべき動作という物がありますのでご紹介しておきましょう。

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ギックリ腰はこれまでも説明してきました通り、背骨を曲げた状態で背部に負荷が掛かるとピンポイントで腰部にダメージが入るために起こる傷害です。この「背骨を曲げた状態で背部に負荷が掛かる」というのは意外と軽い物を持とうとした時に、膝を曲げずに背中を曲げて対象物持ち上げようとした際に起こるのです。

ですから、ギックリ腰を防ぐためにはどんな軽い物を持ち上げる時でも必ず膝を曲げて脚の力で持ち上げるようにしましょう。イメージとしては腰から上はしっかり固め、膝を伸ばそうとする力で持ち上げる感じです。デッドリフトのように骨盤の前傾まで強く意識する必要はありませんが、膝を曲げて物を持ち上げるというこの一点だけでも守って頂ければギックリ腰はほぼ完全に防ぐことができるのです。

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やらかした経験のある人にしか分からない最悪の怪我、ギックリ腰。あなたもいつこの悪魔に襲われるかわかりません。日頃からしっかりと予防に努めて参りましょう。

 

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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