疲労回復と強烈な多幸感 欧米で注目される「全身クライオセラピー」とは?

  • 2017/07/19
  • ヘルスケア
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  • 加藤薩樹
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全身クライオセラピーとは

全身クライオセラピーとは

日本ではほとんど馴染みのない「クライオセラピー」という単語。最近、米国のアスリートやボディビルダーの間で利用者が増加中とのことですが一体どのようなものなのでしょうか。得られる効果としては「素晴らしい疲労回復効果」と「強烈な多幸感」らしいのですが…何やら怪しげな香りも漂ってきそうです。

全身クライオセラピーとは、液体窒素を用いた体の冷却方法で約マイナス180度にまで冷やされたタンク内に首から下をすっぽりと入れるというもの。以前はアイスバス法という氷の浮かんだバスタブに体を沈める方法がありましたが、クライオセラピーの方が効果も高く安全性や快適性も高いという事で話題になっているのです。

液体窒素から発生する冷気でタンク内の気温はマイナス120度というとてつもない環境ですが、驚く程不快感は無いのだそうです。と、いうのも100度近いサウナに数十分入っていても人間の体には特に問題は無いのと同じで、空気は熱伝導率がとても低くこれだけ強烈な低温度であっても数分間なら「ちょっと寒いかな」と感じるくらいなのだそうです。

 

安全性は?凍傷にならないの?

クライオセラピーの安全性

上記のような理由からクライオセラピーの安全性は高いとされています。実際に全身クライオセラピーサービスを展開しているKryoLife社でも、顧客に対して責任権利放棄の書類にサインを求めるといったような事はしていません(ただし病歴の申告は必要アリ。

料金は一回75~90ドルということでそこそこのお値段がしますが、クライオセラピー後は二時間にも渡って強烈な多幸感に満たされるという事ですから一度は体験してみたいですね。疲労回復効果や免疫力向上効果も素晴らしいという話が多いようですし、ハードな筋トレ後に毎回利用しているセレブもいそうです。

一応念のためにお伝えしておきますが、現時点ではまだ米国食品医薬品局(FDA)はこのクライオセラピーに対してお墨付きを与えていません。効果ありとされる諸所の症状に対して実績やエビデンスがまだ十分ではないとの見解を発表しています。

 

既に導入済みのプロスポーツチームも

既に導入済みのプロスポーツチームも

米国といえばバスケットボールが超人気スポーツですが、このプロバスケットボールチームには全身クライオセラピーの機材を実際に控室に設置しているケースも多いようです。例えば、デンバー・ナゲッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、ニューヨーク・ニックス等ですね。他にもメジャーリーグ・ベースボールのカンザスシティ・ロイヤルズが機材をロッカーに導入しているという情報もあります。

また、プロボクシングのスーパーチャンピオンであるメイウェザーも愛用者の一人として有名です。

全身クライオセラピーはまだまだ日本では馴染みがなく、知っている人すらほとんどいないような状況です。もしかすると今後、一部の高級パーソナルジムで導入が進むかもしれませんね。

全身クライオセラピーとはちょっと違いますが、熱いお湯の張った湯船と、冷たいシャワーを交互に行き来するという方法でも神経が活発化し疲労回復効果が狙えます。私はしばらくこちらの方法で頑張ってみようと思います(笑)

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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