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生姜パワーの恩恵を無駄にしないための方法

  • 2017/01/04
  • ヘルスケア
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  • 八神千鈴
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生姜は体にいいとよく聞きますが…

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生姜は体を温めるとか、血行を良くするとかよく耳にしますよね。確かにそれは事実ですが、生姜のコンディションによって効き方が違ってくるのはご存知でしょうか。体にいいからとなんとなく生姜を食べていると、体調を崩してしまう可能性もあるのです。

普段、どうやって生姜を食べるか思い出してみてください。肉や魚と一緒に煮込むこともあれば、すりおろして薬味にすることもあるでしょう。
実は、このふたつの例ですでに生姜の効き方に違いが出ています。
注目していただきたいのは「熱が加えられているかいないか」という点です。

 

冷たい生姜と温かい生姜の違い

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熱を加えていない生の生姜には、ジンゲロールという成分が多く含まれます。これには殺菌作用や免疫力アップ作用があるので、風邪のひき始めに効果的です。また体表を温める一方で、体の中央部分の熱を下げる効果があります。つまりジンゲロールには解熱作用があり、体の芯を冷やすので冷え性には逆効果なのです。

生の生姜を加熱すると、ジンゲロールの大部分がショウガオールという成分に変わります。これには血行促進作用があり、冷え性に効果的です。ただし体の中央部分を温める作用がメインなので、風邪のばい菌に対抗する作用はあまり期待できません。

生姜は熱を加えているかいないかで効果が正反対になるのです。風邪をひいて発熱や寒気があるときは生の生姜、冷え性や冷たいものの摂りすぎによる内蔵の冷えには加熱した生姜を食べましょう。

 

漢方では2種類に分けられている

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実は、漢方薬の分類において生姜は2種類に分けられています。「生姜」と「乾姜」です。生姜はショウガではなくショウキョウと読み、乾姜はカンキョウと読みます。中国と日本では少し区分が違うのですが、おおまかにいえば生姜が生の生姜、乾姜が熱を加えて乾燥させた生姜を指します。
効果の上でもふたつは違う分類をされています。生姜は寒気を取り除く「辛温解表」、乾姜は体内を温める「温裏」に分けられているのです。
加熱しているかいないかで生姜の効果が変わることは、古代の中国ですでに知られていたのですね。

 

生姜の有効成分を失わせないために

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ジンゲロールを加熱するとショウガオールに変わるわけですが、逆にジンゲロールを冷却するとどうなるでしょうか。
悲しいことにジンゲロールは減少してしまいます。ジンゲロールがなければ、いくら加熱してもショウガオールはできません。生姜の効能自体が落ちてしまうので、冷やすのはNGです。

つまり、生姜を保存するときは冷蔵庫に入れないほうがいいのです。生姜が好む環境は気温が15℃前後、湿度が90%前後といわれます。この環境となるべく近い室内で、密閉容器に入れて保存するのがよいでしょう。
また、ジンゲロールは酸素にとても弱く、切ったりすりおろしたりした瞬間から劣化します。食べるときはその都度必要な分だけを手早く使ってください。

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八神千鈴
八神千鈴
編集プロダクション、出版社の編集者を経てフリーライター。現在は歴史系記事をメインに執筆。それ以前はアニメ、コスメ、エンタメ、占いなどのメディアに携わってきました。歴史はわかりづらいと思っている方にもわかりやすく、歴史のおもしろさをお伝えしたいです。
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