痛風だけではない！尿酸値上昇による恐怖

健康診断で尿酸値が高いと言われても、ピンと来ないという人も多いのではないでしょうか。
尿酸値の高さが原因となる病気では痛風が有名ですが、それだけではありません。
痛風も決して侮ってはいけない病気ですが、腎不全や心筋梗塞などさらに重い症状の原因になる可能性もあるのです。
そのため尿酸値が高めな人は、すぐにでもそれを下げるように取り組む必要があります。

 

 

プリン体が多い食品は摂り過ぎないようにする

尿酸値上昇の原因となる、プリン体。
レバー類・あん肝・マイワシ干物といった食品に多く含まれています。
尿酸値が高くこうしたプリン体を普段よく摂取しているという人は、その量を控えるようにしましょう。
普段の食べ物に含まれている栄養素をきちんと把握し、コントロールをすることが大切です。

 

 

野菜や果物の割合を増やす

ほうれん草・人参・キャベツといった野菜類、またバナナ・メロン・グレープフルーツといった果実類には尿をアルカリ性にする働きがあります。
尿が酸性に傾いていると尿路結石の原因になりますので、野菜・果物の割合を増やして予防をするようにしましょう。

 

 

お酒を飲みすぎないようにする

ビールにはプリン体が多く含まれており、飲み過ぎは危険です。
また他のお酒に関してもアルコール自体に尿酸値を上げるリスクがありますので、飲酒が日常的になっている人は適量を守るようにしましょう。
尿酸値の上昇を防ぐための1日の目安は、ビールで500ml・日本酒で180ml・焼酎25度で120mlと言われています。

 

 

水分を欠かさないようにする

体内の水分が減ることは、尿酸値の上昇に繋がります。
そのため日頃スポーツをしている人や、汗を掻きやすいという人は要注意。
体内の水分が足りなくなっている恐れがあります。
出した水分はその分摂取をすれば良いので、1日2リットルを目安に水分補給を欠かさないようにしましょう。
水だけでは続けるのが辛いという人は、お茶でも大丈夫です。
くれぐれも、カロリー過多となる清涼飲料水などで補給しないようにしましょう。

 

 

運動によるダイエットをする

メタボ気味な人は、痩せることで尿酸値を改善することが出来ます。
そのために必要なのは絶食・・・ではなく、運動によるダイエットです。
激しい運動をするとむしろ尿酸値が上昇することもありますので、ウォーキングなど体への負担が少ない運動を選びましょう。
急激に痩せようとするよりも、コツコツ続けることが成功の1つです。

 

 

ストレス対策をする

尿酸値の上昇には、ストレスも関わっていると言われています。
仕事をすることは大切ですが、休む時には休んでメリハリをしっかりとつけるようにしましょう。
無理をしないことが大切です。

 

 

日頃の生活から改善出来る！

このように、尿酸値の高さは日頃の生活から改善をすることが出来ます。
尿酸値が高い人、また痛風になりたくない人は日頃の生活から見直してみましょう。

 

参考:食生活｜生活習慣を見直そう｜高尿酸血症を治療するには｜尿酸下げよう.com