本来庶民的食べ物のそば。でも、ここにも歴史としきたりが

  • 2016/03/27
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そばにはマナー不要? でも、好ましいとされる食べ方はあり

サラメシの代表格、そば。江戸期に「そばきり」として生まれたそばは、本来庶民的な食べ物。だから、懐石料理のような小うるさいしきたりやマナーはありません。

でも、そうはいいながらも、歴史を積み重ねてきた結果、伝統的に好ましいとされている食べ方はいろいろあります。

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最初はつゆも薬味もなしに数本食べる。わさびは、つゆには入れない

落語でそばを食べる場面。ずるずるっとすすりこむ音がいかにも旨そうですね。この音を習得するために、落語家はレコーダー持参でそば屋へ行き、録音して勉強するといいます。

そんなそば勉強熱心な落語家たちがすすめるそばの食べ方があります。
手順はこう。卓上にそばセットが並んだら、まずはつゆをつけないそのままの状態のそばを数本たぐって、食べる。香りを楽しむためです。次に、つゆを一口口にふくむ。つゆの濃さを確かめ、これでそばにつけるつゆの量を決めます。
それからいよいよそばをたぐっては食べる段になりますが、このとき、たいていの人は器にとりわけたつゆに薬味を入れます。でも、それダメ! ねぎはよしとして、わさびはたぐったそばの上に少量のせてからつゆをつけてたべる。これが江戸っ子本来の流儀だとか。

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音をたててそばを食べるのは、粋がってるだけ? いえいえ、ちゃんと理由があります

ところで、落語家ならずともそばは音をたてて食べますよね。これ、なぜだか知ってますか。そのほうが旨そうに感じられるから? 粋に見えるから? いえいえ。これは空気を一緒に吸いこむためなんです。そうすることで、そばの風味が強く引き立ちます。

近頃は、音をたてずにそばを食べる若者たちが多くなったとか。一緒に食べる機会があったら、ぜひ音を立てなさいと教えてあげてほしいものです。

ただし、これは普通のそば屋での話。会席料理のコースの一部としてそばが出てきたときは、なるべく音をたてないようにします。

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水はだめ。乾いてほぐしにくくなったそばは、酒でほぐす

せいろやざるそばは出されたらすぐに食べ始め、時間をかけずにさっと食べ終えるのが基本です。しかし、そうはいいながらも、職場の上司や同僚とさしむかいで話がはずみ、そうするうちにせいろの上のそばの水分が蒸発し、そばが乾き気味になることがあります。
このときには、酒(冷酒)を少量たらして、そばをほぐします。これで、そばがスムーズにたぐれるようになります。

ただし、酒ではなく水を使うのは、そばが水っぽくなるのでご法度。その意味でも、そばと日本酒は切っても切れない似合いのコンビといえそうです。

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