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例えば、高級万年筆を忍ばせるように……三島「ゆかりペンスタイル」

  • 2017/10/24
  • グルメ
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  • アントニオ犬助
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万年筆にまつわる、ほろ苦い思い出

万年筆にまつわる、ほろ苦い思い出

モンブランとかパーカーとかペリカンとか……これら高級筆記具のブランドといえば昭和のオヤジたちが憧れたもの、そしてこぞって所有しようとしたものです。

ジャケットの内ポケットには高級万年筆。
「ホテルのチェックインの際に、ちょっとした万年筆でサインしてみろ。その後の扱いが、明らかに変わるから」なんていわれたのは今は昔。
大体、万年筆も常備していなければ、高級ホテルにチェックインする機会もありませんから、万年筆効果など試し様がないのです。

しかし、犬助もその昔、文筆業の端くれとして高級万年筆の一本も持っておくか。とばかりに、ペリカン「スーベレーン」をわざわざ東京・神田の「金ペン堂」にて買い求めたことがありました。

このお店、大正9年から続くという万年筆の老舗。
書き味を良くするために、店主自ら新品が入荷するとペン先を砥石で研ぐことで知られており、作家や政治家など「先生」と呼ばれる多くの人々を顧客に持つということで有名なお店。

しかし、せっかく購入したスーベレーン、一回も使うことなく「ヤフオク!」行きとなったのです。だって、本当に万年筆って本当に使わないですもの。

 

あの高級万年筆で知られるモンブランすら!!

しかし高級万年筆を使いはしませんでしたが、見ているだけでなかなか楽しかったのは事実。
細部の仕上げが非常に美しいという点や、工業製品としての完成度の高さという点からして、昭和のオヤジたちが夢中になったのもうなずけるのです。
彼らの3種の神器といえば、万年筆、時計、ライターだったかと思うのですが、ちょっと分不相応なそれらを、海外旅行のついでに購入して悦に入るなんていう気分も充分に理解できるものなのです。

しかし3種の神器の中で、現在も元気があるものといえば時計ぐらい。
モンブランもいつの間にやら、リシュモングループの傘下に収まってしまい、高級筆記具「も」製造するブランドとなり果ててしまった。まあ、時代の流れというのは厳しいものですよね……。

 

高級万年筆を凌ぐ魅力を放つ「ペン」

高級万年筆を凌ぐ魅力を放つ「ペン」

さて、ペリカンの万年筆を使わずに手放す、こんな体たらくぶりを示していた犬助なのです。
しかし、高級かどうかは別として筆記具には一応のこだわりは持っており、現在愛用するのはゼブラ「シャーボ」……これまた昭和のスメルがキツい商品名ですが、なかなか使い勝手も悪くないもの。特に不満もないですから、ここ数年愛用しているのです。

以来、様々な筆記具を目にしていますが、犬助の琴線に触れるようなものはなかったのです。

が、しかし! 先日、思わず購入してしまった1本のペンがあります。
いや、ずっと欲しかったのですが、人気のあまり入手困難が続いていたペンがやっと、入手できるようになったのです。

 

いつか使う、その時に備えて

いつか使う、その時に備えて

その名は三島「ゆかりペンスタイル」。
お弁当の友として知られる、紫色のしそ風味のふりかけ「ゆかり」をペン状の容器に収めたもの。一見、普通のペンでシャツの胸などにも挿せるデザインながら、キャップを外すと、ゆかりを振り出すことができるという斬新な商品です。

さて喜び勇んで、ゆかりペンスタイルを購入したまでは良かったのです。しかし、使いどころがないという問題が発生しました。そもそも、ゆかりが必要となるシーンならば、あらかじめ小袋に入ったものを持参しますから、特にペンスタイルを持っていく必要がない。

そしてペンスタイルが最も輝く瞬間といえば、誰かが白飯「だけ」を食べているシーンで、さり気なく胸ポケットから取り出すというときだと思うのです。
しかし、まあ誰かが白飯だけを食べているシーンにはまず遭遇しません、当然ですけれど。

購入以来、犬助のジャケットの内ポケットには、「ゆかりペンスタイル」が出番は今かとずーっとスタンバっています。しかし、いつか使う時に備えて、ペンを持ち歩く……こんなダンディズムって、昭和のオヤジの万年筆と共通するところがあるとは思いませんか?

三島のホームページによりますと姉妹品の「ピリ辛たらこペンスタイル」も好評発売とか。
両方とも税込み580円、今なら入手可能となっています。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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