パクチーがついに市民権を得た日

  • 2016/11/26
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  • のりき 夢丸
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病気になって初めてわかったパクチー人気

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先日、静岡県の香草「パクチー」栽培農家で国内初めてのケースとなる病原菌が見つかったというニュースがあった。
静岡県は日本でも有数のパクチー産地であり、県内にもおいしいタイ料理、ベトナム料理の店がけっこうあるらしい。
そこで出されるであろうパクチーが、しかも生のパクチーに病気が広がれば流通ルートにも影響が出るのでは、という心配なニュースだったのだが……。
(今のところそのおそれはないらしい)

いやぁ、パクチーでそこまで大ニュースになる時代がやってきたんだね。
日本でもすっかり人気食材となったパクチーとはどんなものなのか、調べてみた。

 

呼び名はいろいろ

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日本ではもともと「コエンドロ」という和名がちゃんとあったらしい。
これが全然広まっていないことひとつとっても、近年のブームにはちょっと驚かせられる。
英語では乾燥させた香辛料として「コリアンダー」というまた別の呼び名があるが、これに対して近年エスニック料理などで生食が盛んになり、タイ語の「パクチー」という呼び名が勢いを増したようだ。

さらに古い漫画をご存じの方は「美味しんぼ」でパクチーが登場した時のことを覚えているだろうか。
海原雄山が中華料理の回で「ああ、シャンツァイの香りがたまらない」と語る一節なのだが、このシャンツァイも生のパクチーを指す言葉で、他に「中国パセリ」などという別名もある。

このように、名前ひとつとってもパクチーが日本へ入った経緯、おもしろ歴史がよくわかる。

 

香りが命のパクチー

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シャンツァイ(香草)というくらいだから、パクチーの命はその香りにある。
好きな人はこの香りに魅せられるのであり、正直ビタミン等の栄養価のために食べようという人はまだ少ない。

そしてこの香りは乾燥に弱く、ほぼ生でしか楽しめない。
だからパクチー味のスナック、菓子類にパクチーの香りをつけるのは、本来は無理筋で至難の技であるといえる。
よく動画サイトで「パクチー味の新製品食べてみた」という企画を見るが、「なるほど美味しい」と紹介していても、乾燥状態では風味まで期待しない方が良さそうだ。

パクチーの香りを極めたいなら、やはりタイ料理、ベトナム料理などで、ド直球の生葉を味わうのがいいだろう。
生春巻き、フォー、暖かいスープ辺りまでが本当の風味を教えてくれるレシピとなる。

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のりき 夢丸
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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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