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偶然から生まれるもの、必然で生まれるもの

  • 2017/06/21
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嘘か誠か、納豆誕生の秘話

嘘か誠か、納豆誕生の秘話
蒸した大豆をわらに包んで、そこにあった馬糞の山に突っ込んでおいたら、糸を引いて変な臭いがする物に変質していた。その変な蒸し大豆を戯れに口に運んでみたら非常にうまかった……これが納豆の始まりといいます。

蒸した大豆をそのまま放置していただけならまだしも、それをわらに包んで馬糞に突っ込むっておかしいよね、と思うのですが実際に納豆が誕生した現場に立ち会った人など誰も生きているはずもないのですが、確かめる術もありません。
まあ、馬糞がどうのは別として、蒸した大豆を放置していたら納豆菌が偶然付着して、今の納豆の原型ができたのでしょう。まあ、偶然の産物ですね。

 

偶然の産物の代表、ウイスキー

偶然の産物の代表、ウイスキー
このように、偶然の産物と呼ばれるものは世の中に数多くあるのですが、ことさらに食品の類に多いのはどういうことでしょう。
例えば世の人々に愛されているウイスキー、これが生まれたのもまさに偶然、それも複数の偶然が積み重なってできたものです。

まず麦のジュースを放置しておいたら、酵母が何らかのイタズラを働いて、結果ビールができた、まずこれが第1の偶然。そんな原始的なビールは安全な水分補給元そして、飲めば楽しい気分になる物として、古くはピラミッドの建設現場でも飲まれていたといいます。
次に、こんな原始的なビールの保存性を高めようとしたのか、それともイタズラに錬金術の技術を用いみた結果なのか……なぜか蒸留してみたところ、アルコールの高い飲み物ができました。これが第2の偶然なのです。

 

隠しておいた結果、熟成が進んだわけで

さて、このアルコール度数が高い蒸留ビールは、スコットランドで楽しまれてきたといいます。しかしスコットランドがイングランドに併合された18世紀になると、イングランドのお役人たちは、この蒸留ビールを造っていた業者から税金を取ろうとするのです。

まあ、どんな時代でも税金を取られるのは嫌なもの。そこで、蒸留業者たちは山奥で隠れて密造酒作りを始めます。そして、出来上がった酒を適当な樽に詰めて、役人に見つからないように隠しておいた所、隠しておいたことすら忘れてしまい、結果、何年も熟成されることになり現在のウイスキーになった、これが第3の偶然なのです。

 

なぜか世界中で起こる2つの偶然

このように長い時間がかかって、偶然が積み重ねられて、ウイスキーができあがったというのはそれだけで、面白い話なのですが……もっと面白いのは、世界中のありとあらゆる地域で2番目の偶然までは起きているということ、世界各地に独自に蒸留酒文化があるということです。
ブランデー、ウォッカ、テキーラ、ラム、白酒そして焼酎。穀物の余剰生産物で醸造酒ができて、それのアルコール度数を高めて蒸留酒を造るところまでは世界中で偶然におこなわれているのです。

 

最も罪深い、3つ目の偶然

最も罪深い、3つ目の偶然
こうなったら、もう偶然ではないのではないか? そんな風に考えてしまう。
人々が酒を欲するのは本能、本能が欲するから酒ができるということは、もう必然といっていいのではないかと思うのです……つまり、夜ごとにウイスキーに手が伸びてしまうのも本能ゆえ、必然ゆえなのです。

などと、ブツブツいいながらウイスキーのグラスを傾けていると、妻が「酒代がかかってしょうがないと、家計の心配をしてしまうのも必然だと思うのです」と、怒りをたたえながら睨みつけてきましたので、来月からはもっと安い銘柄を購入しようかと考え直しました。

しかし、ウイスキーの旨さと価格と、熟成の具合は比例するわけで……ウイスキーが生まれた3つの偶然の中で、もっとも罪深いのは樽での熟成だと思うのですが、いかがでしょうか?

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