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久々のバーで、シェリーで思い浮かべたこと2,3

  • 2017/05/26
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見慣れないカヴァランのボトル

見慣れないカヴァランのボトル

先日、久々にバーに寄ったところ、見慣れないカヴァランのラベルを見かけたので、オーダーしてみました。
台湾で作られるウイスキー、カヴァランについては別項を参照していただくとして、その見慣れないボトルのラベルには「ソリスト・シェリー・シングルカスク・ストレングス」とありました。台湾の工場で蒸留されたウイスキーを、スコッチの本場さながらシェリー樽熟成させる。それをろ過や加水という工程を省き、そのままボトルに移したというもの。
アルコール度数は60%に近いという強烈さは最初のみ、ロックアイスが溶けるにしたがい、本場スコッチにも劣らないカヴァランの風味も増していく様。ああ、おいしい。

 

スコッチの風味をまとった、台湾ウイスキー

そして、かすかに漂うシェリー樽の風味……スコッチの風味といっていいのでしょうか。
ウイスキーについてうるさい人たちならば、ナッツやドライフルーツの濃厚な香りと表現するでしょうが、まあスコッチっぽい香りです。
マスター曰く、何でもない国産のウイスキーでもシェリー酒で熟成させると、ことごとくスコッチの風味をまとうというから不思議な話。樽一つで風味が大きく変わる所に、蒸留酒の面白さがあるのですね。
一方、ジャパニーズ風のウイスキーに仕上げるならば樽はミズナラ。試しに、最近発売になったシーバスリーガルのミズナラ熟成をオーダーしたところ、まあフレッシュなジャパニーズウイスキーらしい風味をまとっているから、こちらも不思議なものなのです。

 

親戚関係にある、シェリー酒とポートワイン

親戚関係にあるシェリー酒とポートワイン

ところでシェリー酒とは保存性を高めるために、醸造されたワインにアルコール分を加えたもの。10%前後のアルコール度数のワインに対してシェリー酒は20%程度、食前酒としてスペインで楽しまれています。
これと同じような手法で作られたポルトガル産のものはポートワイン、こちらはワインにブランデーを加えた後に熟成させて出荷されるもの。
昔懐かしい「赤玉ポートワイン」を連想させる名称ですが、赤玉の方は単なる甘味ワインですからポートワインとは別物。近年、赤玉スイートワインに商標が改められましたね。

 

シェリーで思い浮かべること、あと2つほど

ウイスキーの風味とかワインはともかく、シェリーという単語は様々な物を思い起こさせてくれます。例えば尾崎豊氏、カラオケでオハコにしている人も多いのでは?
また、もう少し古い世代にはミッシェル・ポルナレフの歌唱で知られる「シェリーに口づけ」が思い起こされる方も多いのではないでしょうか。
「トゥ トゥ トゥマシェリー マシェリー」の歌い出しのフレーズが印象的なこの曲、Flashアニメーション全盛期に耳にした人も多いはず。ところで、このマ・シェリー=「ma chérie」とは、マイ・ダーリンといった意味のフランス語。実は女性名詞のシェリーとは無縁であるということを最近知りました。

 

全てはバーテン氏の懐の広さ

全てはバーテン氏の懐の広さ

尾崎氏の歌唱はShelly、ポルナレフさんの方はchérie、スコッチの風味を与えている方はSherry、スペイン語ではVino de Xerez(ヴィノ・デ・ヘレス)。
たった一杯のウイスキーで会話がここまで広がるのですから、バーテンダー氏の懐の広さには驚かされますし、この話のきっかけとなったカヴァランの美味しさにも驚かされました。

そして、会計時にも非常に驚かされたの何のって!! 「ソリスト・シェリー・シングルカスク・ストレングス」は限定生産、普通にボトルで購入してもえらく高額ですから、オーダーの際にはご注意下さい。あと、竹鶴の21年にも……でも、いいバーって、そんな所を指すんでしょうね。

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