ボジョレーヌーヴォーより早く飲めるイタリアのワインがある

  • 2016/11/24
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「白のボジョレーヌーヴォー」はこの世にない

ワインは「国策」で動かされ、「国の法律」で管理されている酒です。
フランスやドイツなど世界の主なワイン産出国には「ワイン法」という法律があり、ワインの品質や等級を厳格に定めています。例えば、フランスのワイン法には、「ボジョレーヌーヴォーは赤ワインもしくはロゼワインでなければならぬ」という定めがあり、業者はかたくなにこれを守っています。「白のボジョレーヌーヴォー」なんてものはありえないのです。

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ワインの製造販売はワイン法でしばられている

そのボジョレーヌーヴォーが世に出るのは、毎年11月の第3木曜日。ワイン好きや業者はこれを「解禁日」と呼んでいますが、これも実は政府の定め。農業国フランスにとってワインは最も大切な産物の1つですから、制限したり保護したり、何かと法律のしばりがあるのです。
ただし、フランスのワイン法の効力が及ぶのは、当然ながらフランス国内だけ。これに目をつけて、すばしっこい商売をしている国があります。イタリアです。

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ボジョレーヌーヴォーが世界的に売れ、他の国も真似しはじめた

ボジョレーヌーヴォーがフランス国外へ輸出されるようになったのは、1960年代後半。ヌーヴォーとは「新酒」のことで、その醸造期間はわずか3ヵ月。短い期間に仕上げるのは大変なワザですが、逆に見ればわずか3ヵ月の仕事で大きな実入りがあることになります。特に1980年代、バブル景気の日本で爆発的に売れてからは、ボジョレーの生産者たちはそれこそ濡れ手に粟。大金を手にして、ウハウハの状態となったのです。
他のワイン生産国がこれを黙って見ているはずはありません。世界中のワインメーカーがこぞって真似をし、似たような短期醸造の新酒をこぞって造り、売り出したのです。
特に熱心だったのが、イタリアでした。

 

 

イタリアのボジョレーヌーヴォー、ヴィーノ・ノヴェッロ

イタリアで作られるボジョレーヌーヴォー・タイプの新酒ワインは、ヴィーノ・ノヴェッロと呼ばれています。ボジョレーを真似してできたワインですが、ボジョレーのそっくりさんかというと、大きな違いがあります。一番の違いは、赤とロゼだけでなく、白もある点。また、ボジョレーヌーヴォーがフランス・ローヌ県北部のボジョレー1地区で生産されているのに対し、イタリアの全20州で生産。しかも、60種類以上ものブドウが使用されていて、味は多彩です。
それだけではありません。ボジョレーを出し抜くために、イタリア政府は解禁日をボジョレーより2週間ほど早い11月6日に設定。現在は10月30日に繰り上げられ、ボジョレーに先駆けて世界中にバンバン売る作戦でまんまと成功をおさめたのです。

 

 

パスタとの相性抜群の味を、イタリア料理店でぜひ

そんなヴィーノ・ノヴェッロですが、残念ながら日本は今もボジョレーヌーヴォー一辺倒。ノヴェッロの人気はいまひとつです。
それでも、10月末ともなれば、イタリア料理店には必ず仕入れられます。しかも、多彩な味でありながらも、パスタ料理とのマッチングがいいのが共通の特徴。パスタともども、ぜひ一度味わってみようじゃありませんか。

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