なんだか悩ましいですね、日本酒の分類。同じ「生酒」にも3種あり

  • 2016/10/28
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極度にややこしい日本酒の分類

酒店やスーパーの日本酒売場で、ボトルのラベルを見ながら首をかしげている人を見かけることがあります。たいていは若い人で、日本酒の知識がなくて迷っているのだろうと思いますが、無理もありません。

日本酒には、メーカーが普通にラベルや広告に使っているだけでも、本醸造酒・特別本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・純米酒・特別純米酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒といった区分があります。これらは精米歩合(米の表面をどれだけ削るか)による区分ですが、これに加えてにごり酒・酒糟しぼり・あらばしり・原酒など、出荷方法の違いによる区分もあります。最近は、生酒も増えてきました。

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一番門外漢を悩ませるのが「生酒」

その生酒ですが、これが一番門外漢を悩ませるタネになっているようです。ビールには生ビールがある。だったら、日本酒にも生酒があって当然じゃないかと素人は思うわけですが、ビールと日本酒では「生」の意味と扱いに少し違いがあります。
日本では製造工程で熱処理(パスチャライゼーション)をしていないビールを「生ビール」と呼んでいますが(海外ではこの呼称はほとんどなし)、日本酒の生酒も基本的には同じ。醸造が終わってできた原酒に「火入れ」という加熱殺菌処理をほどこしたものが、生酒です。

ところが、同じ「生酒」と呼ばれている酒には実は3種あり、それぞれ、ラベルには本生酒・生貯蔵酒・生詰酒と表示されているのです。

 

うち2つは、火入れをしても生酒の表示

これ、実にややこしいですね。でも、名前の由来を知れば、な〜んだと思うほど簡単です。その違いは以下のとおり。

■本生酒=清酒は普通原酒を貯蔵するときと瓶詰めするときの2度火入れをしますが、そのどちらも全くしていない純然生酒。
■生貯蔵酒=火入れをしないで貯蔵したあと、瓶詰めの直前に火入れをした酒。
■生詰酒=貯蔵の直前に火入れをするが、瓶詰めのときには火入れはしない酒。

 

本生酒は入手チャンスの少ない特別酒

実際の売場では、本生酒を見かけることはあまりありません。というのも、火入れ(殺菌処理)がされていない本生酒は、完全な冷蔵状態のままで出荷させなければいけないという決まりがあります。火入れしない本生酒は普通酒(火入れ酒)に比べて1ランク違う芳香と喉ごしのよさがありますが、流通が面倒なこともあって、メーカーは尻込み。出荷しても、期間と数量限定などの限定出荷が多いのです。
逆にいえば、店頭で見かけたら、それこそ迷わずにゲットするチャンスです。

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cowardlion / Shutterstock.com

 

冷やして飲むと、別もののような旨さ

一度だけ火入れする生貯蔵酒や生詰酒にも、普通酒にはない美点があります。それは、それこそビールのように、冷やして飲むと抜群にキレがよくなり、爽快な喉ごしが味わえるようになることです。
というわけで、多く見る生酒は夏向きの酒という言い方もできそうですが、なに、暖房の効いた部屋なら、極寒地の真冬であっても、旨さは同じですよ。

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