知られざる銘酒、「マデイラ」とは?

  • 2016/10/08
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主婦にはおなじみの名前の酒

この世にいったいどれだけの種類の酒類があるのか知りませんが、中には飲んべえの男どもよりも主婦にその名が知られているという酒がありますね。いや、正確には酒としてではなく、ただその名が知れ渡っているというべきか。それが「マデイラ」です。

世界の料理に詳しい人なら、「ボークのマデイラ風味」だとか「ビーフのマデイラソース」といったレシピを見たことがあるでしょう。名前の一部になっている「マデイラ」は、実は古くからあるワインの一種なのです。正確には、シェリーと同じ酒精強化ワイン。つまりは、アルコール分を強くしたワインですね。

 

リゾートの島で生まれた酒精強化ワイン

マデイラは、ポルトガルのマデイラ島で生まれた酒です。マデイラ島はヨーロッパでは観光地として大変な人気のあるリゾートで、「大西洋の真珠」なんて別名があります。本国よりむしろアフリカ大陸に近く、あの幻のアトランティス大陸の一部ではないかという説もあります。

そんなマデイラでワインが造られるようになったのは、15世紀。いまでさえ人口わずか26万人の小さな島ですから、島の中だけでは消費しきれず、輸入が盛んに。ポルトガル本国からスペインに広まり、そのスペインから影響を受けて、シェリー酒タイプの酒精強化ワインに生まれ変わったという歴史があります。

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アメリカ建国は、この酒で祝われた

マデイラの名を世界的に高めたのは、18世紀。発信地は、アメリカでした。1776年、アメリカ合衆国が独立宣言をしたときに乾杯の酒として使われたのです。アメリカとマデイラとの縁は深く、ジョージ・ワシントンが大統領に就任したときも、アメリカの首都がワシントンに決まったときも、いずれも乾杯の酒はマデイラだったそうです。

それなのに、マデイラは、その後、違った用途で世界に広まっていくことになりました。これについては、発信地はフランス。フランスのシェフの誰かがマデイラが料理酒として有用なことに気づき、またたく間に普及。それにともなってフランスへ料理の修業に出かけた料理人たちがこれを知り、自分の国に持ち帰ってもっぱら料理酒として使うようになったのです。

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kavram / Shutterstock.com

 

出会えるか、マデイラに?

日本でもこの事情は変わらず、マデイラの名を知っていても、料理酒としてという人が大半でしょう。でもねえ、酒は本来飲むためのもの。マデイラだって同じです。
マデイラを酒そのものとして飲むのはなぜかポルトガル人よりもイギリス人だと言われますが、ウィスキーよりもずっと低く、しかしエールよりはずっと高いアルコール分がイギリスでは食前・食後の酒として好まれているのでしょう。
ちなみに、マデイラで最も有名なブランドは、「ブランディ」。なんだかこんがらかりそうなブランド名ですが、これを作ったのも実はイギリス人です。
日本にも輸入されていますから、どこかで出会う機会があるかもしれません。

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