コロンブスの新大陸発見から生まれた甘美な酒、ラム

  • 2016/09/29
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6つの国と地域が名産地とされる蒸留酒、これは何?

まずは、クイズから。スペイン、キューバ、ジャマイカ、プエルトリコ、ドミニカ、ハイチ。この6つの国と地域が名産地とされる、蒸留酒とは何だかわかりますか?

わからない? じゃあ、ヒントを出しましょう。上の6つの土地はいずれもサトウキビがたくさんとれる土地です。ここまでいえばおわかりですね、そうです、ラムです。

 

糖分たっぷりのサトウキビから作られる酒

ほとんどのスピリッツ(蒸留酒)は麦などの穀物を原料として作られますが、ラムの原料はサトウキビ。これが、数あるスピリッツの中でも、特異なラムの性格です。

酒は、糖分のある原料に酵母を加え、アルコール発酵させて造られます。たいていの酒は穀物から糖分を取り出す工程に高度な技術が要求されますが、はじめから高い糖分のあるサトウキビなら、そんな面倒な技術は無用。だから、家庭でできる酒として始まり、それがやがて工業的に生産されるようになり、世界に広まっていったのです。

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Pe3k / Shutterstock.com

 

日本ではあまり飲まれていないのは、なぜ?

そんなラム酒なのですが、残念ながら日本ではあまり飲まれてはいません。バーへ行けば、もちろんあります。たいていは「マイヤーズ」ですが、酒が並んだ棚にしっかり位置を占めています。

でも、これは、要はカクテルの素材として必要なため。ラムを本来の味わいのままに楽しむという人は、日本ではごく少数でしょう。
ついでに言うなら、世界の蒸留酒の消費量ナンバー1はウォッカ。それに次ぐのがラムとも言われているんですけどね。実際、バカルディなど、世界中で知られているブランドもあります。

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monticello / Shutterstock.com

 

ラムは、世界史のシンボルとなる酒じゃ

ラムは、世界史のシンボルとなる酒でもあります。誕生のきっかけになったのは、あのコロンブスの新大陸発見(1492)。実際に発見されたのは西インド諸島ですが、ほどなくこの地にサトウキビが持ち込まれて栽培開始。やがて、それがラム酒醸造へと発展していくのです。

サトウキビから酒が造られるようになったのはコロンブス以後に南米に渡った探検隊の中に蒸留技術を持つ隊員がいたからだといわれますが、そこから歳月を経てラム製造の中心地となったのが、ジャマイカ。そうか、ラムは、あのウサイン・ボルトを生んだ土地の酒でもあるんですね。

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風味と色で区別される3酒類のラムがある

一口にラムといっても、実際には3酒類のラムがあります。ラムは風味と色で区別されますが、風味による分類では、①ライト・ラム、②ミディアム・ラム、③ヘビー・ラムの3つ。また、色による分類では、①ホワイト・ラム、②ゴールド・ラム、③ダーク・ラムの3つです。

製品でいえば、ラムのナンバー1ブランドであるマイヤーズのダーク・ラムが日本にもたくさん入っていますが、ハイチのバルバンクール、キューバのハバナ・クラブ、ベネズエラのロンリコ・ホワイトなどの銘酒がたくさんあります。
カクテルではなく、ストレートでぜひ一度ご賞味を。

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