スクリュー・キャップは、安物のワインのシンボルにあらず

  • 2016/07/31
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ペットボトルあり、スクリュー・キャップありの最近のワイン

スーパーの酒売場に並んでいるワインというと、400〜3,000円といった価格ゾーンでしょうか。ワイン通なら「安物」の一言で片づけて終わり、ジャンク品まがいの棚ということになるのでしょうが、どうして、「掃きだめに鶴」といった旨い一品も見付かりますよ。掃きだめ転じて、「宝の山」になることもあります。

ただ、そんな宝の山から引っこ抜こうとして尻込みすることもありますね。例えば、ペットボトル入りのワイン。これはいけません。ワインはジュースじゃありませんから。どんなものにも、「似合いの服」「決まったユニフォーム」はあるんです。

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コルク栓が抜けないのはやっぱり淋しい

同じように、家に持ち帰ったワインを開けるときになんとはなしに淋しい思いをするのが、コルク栓を抜くのではなく、ひねって開けるスクリュー・キャップのワインが多くなったこと。コルク栓を抜くのはワイン好きにとっては大切な儀式なので、しょぼんとしちゃいます。

そもそも、あちこちの店で物色し、海外旅行のときにも目を光らせて選んだワインオープナーがムダになるじゃありませんか。プラスチックの把手に螺旋状の金属が付いた、酒屋がただでくれるものでもワインの栓は開けられますが、ここはやはり気分よく開けたいもの。たかがワインオープナーといえど、高いのは1万円を超えるんですぜ。

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スクリュー・キャップ増加の背景にコルクの問題あり

ただし、スクリュー・キャップが増えているのはコスト削減目的かというと、実はそうではありません。スクリュー・キャップ装着が安いワインから始まったのは事実ですが、それが中級程度のワインまで浸透してきた背景にはコルクの問題があります。

意外に知らない人が多いんですが、コルクはコルクガシと呼ばれる樹木の樹皮を打ち抜いて作られます。生産地の中心はポルトガル。スペイン、イタリア、アルジェリアといった土地がこれに続きます。

ところが、コルクガシは植樹して数年でコルク栓にできるというわけではありません。ある程度年輪を重ねた樹木でないと、優良なコルクはとれないのです。そして、現代では、世界のワイン消費量が増えたこととも相まって、コルクガシの植皮が貴重品化。値段が高騰しただけでなく、不良品も増えているのです。

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ワイン好きは、コルクガシ保護運動に立ち上がれ

ワインにも、どうにもならない欠陥品があります。その第一は、実はワインそのものではなくコルク。不良コルクの異臭がワインに移り、黴が生えたような臭いを発して、とても飲めない状態になります。これを、「ブショネ」といいます。
ブショネの発生率は、実に5%。ワイン全体の20本に1本は不良品ということになります。これは捨て置けないということで始まったのが、スクリュー・キャップ装着なのです。
どうしてもコルクがいいという人は、コルクガシ保護運動でも起こしますかね。

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