白ワイン好きは、ひょっとして鳥の仲間か?

  • 2016/08/03
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鳥たちは黒ブドウには目もくれず、白ブドウに殺到

ワイン用のブドウを栽培する農家にとって、最大の天敵は「鳥」です。実が熟すころになると、鳥が次々にやってきて、おいしく成長した実をつつき、食べ尽くします。それを防ぐために、農家はネット張りなどの対策に追われます。
ここで不思議なことがあります。ワイン用のブドウは黒ブドウと白ブドウの2種ですが、鳥たちは黒ブドウには目もくれず、もっぱら白ブドウに襲いかかるのです。理由ははっきりしていませんが、鳥たちは、黒ブドウに多く含まれるタンニンの渋みが苦手なのだとか。
そうか、赤ワインは苦手で白ワインを好むという人は、鳥の仲間なのかもしれませんね。

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フランス産だけがワイン用ブドウではない

ワイン用のブドウには、代表的な品種がいくつかあります。赤ワインなら、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール。白ワインならシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング。どれもフランス原産の品種ですが、中に1つだけフランスを出て、他の土地でよりよく改良された品種があります。ソーヴィニヨン・ブランがそれで、もともとはフランスのボルドー地方やロワール地方で栽培されていたものがニュージーランドに渡り、ここの土地と水に合ったのでしょう、いまや「国際基準」と呼ばれるようになりました。
ブドウにも、そんな生い立ちの物語があります。

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日本に「甲州」あり。世界の専門家も高い評価

白ワイン用のブドウとなると、日本にもソーヴィニヨン・ブランに負けない、オリジナル品種があります。「甲州」です。
「甲州」は江戸時代初期から栽培されてきたとされる日本最古参のブドウですが、原産はヨーロッパ。ヨーロッパのブドウがどうやって日本に根付くことになったのかは、いまもって謎とされています。
もっぱら食用として栽培されてきた「甲州」が、ワイン醸造に使われるようになったのは明治時代。その後、昭和に入ってからはヨーロッパ式の栽培法や醸造法が取り入れられ、2004年には白ワイン「KOSHU」が完成。これが欧米のワイン専門家から高く評価されることとなったのでした。

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黄金色に輝くフルーティーな味わいをぜひ一度

初期の甲州ワインは色はほぼ透明で、香りはほとんどなし。味わいはとぼしく、旨くもまずくもないワインと酷評されました。しかし、いまは違います。「甲州」で造られたなかでも最高の逸品とされる、勝沼醸造の「アルガブランカ・イセハラ」を飲んでごらんなさい。ほんのり輝く黄金色、ライチやグレープフルーツ、桃を連想させる香り。日本産とは思えない、最上級のワインです。
1本3,000円弱と少々お値段は張りますが、白ワイン好きのあなたならその価値がわかるはず。日本の鳥たちの好むブドウで造られたワインは、日本の宝物でもあります。

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