BCフィリー&メアターフ2016 数々のハンデを乗り越えろヌーヴォレコルト

  • 2016/10/28
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  • のりき 夢丸
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アメリカ競馬の祭典ブリーダーズカップだぁ

25870234Cheryl Ann Quigley / Shutterstock.com
競馬ファンにとっては、ほんとうにいい時代になったものだ。
ブリーダーズカップ(以下BC)に出走する日本馬をテレビで応援するだけでなく、馬券も買えるんだからね。

フィリー&メアターフにおける、戦前のヌーヴォレコルトの評価は、残念ながらベストテンにやっと入る程度の低さ。
しかし、日本でさんざん牡馬にもまれた経験値と、コースに順応できる資質を合わせれば、あながち無謀な挑戦ではない気がする。

 

サンタアニタは変わった競馬場

95643727Cheryl Ann Quigley / Shutterstock.com
今年のBCは持ち回りでサンタアニタパーク競馬場が舞台となる。
サンタアニタの芝2000(1マイル4分の1)コースは、かなり特殊な形態をしている。

1周が1400Mしかないトラックコースへ、なんとコース外に突き出た丘の上から坂を駆け下り、さらに途中ダートコースを横切って(!)侵入するという、もはや障害物競走といいたいほどの順をたどるのだ。
しかも、スタートしてすぐに左にカーブし始めるから、外枠はどうみても有利とはいえない。

さらにアメリカ特有の、芝コースそのものがダートコースの内側にある事情で、コーナーのきつさがハンパじゃない。
「ここは福島?いや船橋?」と叫びたくなる小回りぶりで、最後4コーナーの途中でもう残り400Mだから、悠長に直線を待って追い出すわけにもいかないぞ。

 

上位メンバーは有力厩舎のエース牝馬ぞろい

98017733Cheryl Ann Quigley / Shutterstock.com
さてここ数年の結果を見れば、牝馬限定のG1らしく、有力厩舎が狙って獲るレースという感じ。
そして今年も、米・欧の両トップ厩舎が複数の有力牝馬を出走させる予定で、この牙城を崩すのはかなり難しいだろう。

まずは地元アメリカのチャド・ブラウン厩舎から。
前走G1フラワーボウル招待を制して、いまだパーフェクト連対を続行中の1番人気候補、Lady Eli(牝4)。
そして前走でLady Eliには敗れたものの、距離に不安のないフランス生まれの堅実馬、Sea Calisi(牝4)。

さらに泣く子も黙る欧州の雄、エイダン・オブライエン厩舎からは、
凱旋門賞にも登録があって、ちょっと面白い存在とみられていたSeventh Heaven(牝3)。
今夏から急激に力をつけ、ポンポンとマイルG1を勝ったAlice Springs(牝3)。

ただ欧州勢は、2000という距離が自身のベストよりちょい長かったり短かったりなので、そこにつけいる隙はありそうだ。

 

ヌーヴォレコルト、善戦以上のシーンも?

メンバーレベルはかなり強力だが、やってみなければわからないのが競馬というもの。
小回りコースを舞台に、牝馬特有の切れ味勝負よりも、コーストラップや不利をはねのけ、我慢比べでゴールへなだれ込む展開なら、ヌーヴォレコルトにもチャンスはあるとみる。
好レースを期待しよう。

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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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