マカヒキの大金星なるか 凱旋門賞2016馬券展望

  • 2016/09/23
  • ライフスタイル・娯楽
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  • のりき 夢丸
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馬券妙味たっぷり今年の凱旋門賞

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マカヒキにはしっかり頑張ってもらうとして、馬券も相当面白そうな今年の凱旋門賞。
ブックメーカー「ウィリアムヒル」の9月19日オッズ順に、有力馬の横顔を紹介しておこう。

▼ポストポンド(牡5・英)
シェイク・モハメド殿下陣営のエース。
父母ともにミスプロ系というインブリード血統。
距離伸びて素質を開花させ、昨夏のキングジョージから破竹の6連勝。しかも前走は疾病明けの不安を一掃。
オールマイティな条件で力を発揮し、2走ボケなどアクシデントがなければ、あっさり勝たれても仕方のない大本命。

▼ラクレッソニエール(牝3・仏)
近年好成績の3歳牝馬では筆頭の存在。
主戦は日本でもおなじみのC・デムーロ。
サドラーズ牝馬にブラッシンググルーム系サイアーを掛け合わせた血統面は、字面以上に奥が深い。
距離経験なしという点だけが未知数だが、ホームアドバンテージを生かして食い込みあるか。

▼マインディング(牝3・愛)
昨年の2歳牝馬チャンピオン。
デインヒル系牝馬にガリレオというおなじみの欧州血統。
前走の愛チャンピオンSでは、ここを回避予定のアルマンザールに及ばず3着だったが、鞍上R・ムーア込みで一角狙い。

▼ハーザンド(牡3・愛)
アガ・カーン殿下陣営のエースであり、今年の英・愛国ダービー馬。
前走の愛チャンピオンSでよもやの大敗を喫して人気急落だが、そもそもデビュー戦で走らずに、2走目距離伸びて変わり身を見せるなど、使い込んでよい傾向あり。
ダービー連勝の疲れがとれているなら、ここでも一発狙える。

ここまでがオッズ10倍見当。
3歳牝馬勢に魅力はあるが、例年よりちょっと軽いレベルに感じられるのも確か。

 

大穴ならくせ者そろいの20倍以上馬から

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▼セブンスヘヴン(牝3・愛)
日本風にいえば今年の「夏の上がり馬」。牝系はバリバリの米系ダート血統だが、そこへ欧州王ガリレオをかけて底力アップ。今の勢いが通じるか。

▼シルバーウェーヴ(牡4・仏)
昨年の雪辱を果たそうという組からも1頭。
今年に入ってG1初勝利、前哨戦フォワ賞楽々完勝と、奥手の血が目覚めた感あり。シャドーロールがおしゃれ。

▼ファシネイティングロック(牡5・愛)
ポストポンド以外の古馬でというならこれ。
昨年の英チャンピオンS勝ち馬。
今年は5月のタタソール以来走っていないが、もともとG1仕様に狙ってローテを組む傾向あり。道悪は鬼。出てくれば大穴で。

▼モンオーマル(牡3・仏)
7月のパリ大賞典を最低人気で優勝。根っからの「必殺仕事人」。
母系のすっごく重たいスタミナ血統に、キングマンボ、デインヒルのスピードを代々かけて成功。底力は十分ある。

【見解】
本命は地元4歳馬シルバーウェーブ。
以下ハーザンド、ファシネイティングロック、セブンスヘヴン、最後にポストポンドをおさえる。

この記事の作者

のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。 競馬血統ブログ「ほぼ毎週競馬ナビ」にて執筆中。
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