ローカル夏競馬で休養明け馬を狙うこれだけの理由

  • 2016/08/20
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  • のりき 夢丸
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2年ぶりの出走でいきなり勝ったマウナロア

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先日、小倉の500万下を約2年1か月ぶりの休養明けで見事に勝ってみせたマウナロア(牡5・北出厩舎)。
3歳の初夏に未勝利を勝った後、競争馬としては致命的なケガである屈腱炎を発症して休養に入っていた。
もちろん素質を見込まれていたからこそ、陣営はあきらめなかったのだろうが、実はスポーツ新聞によると休養中に「幹細胞手術」という治療を受けていたらしい。

 

あのカネヒキリを復活させた切り札的治療

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簡単にいうと、この「幹細胞手術」は、損傷を受けた屈腱を「幹細胞」を用いて「再生」しようという、いま人間界でも注目の新治療法だ。
屈腱炎にとどまらず、馬にとって最も怖い蹄葉炎や骨折の治療にも用いられることがあるらしい。
あの名馬カネヒキリがこの手術で見事に復活し、G1を勝ったことは記憶に新しい。
もともと屈腱炎になりやすい脚の姿勢の馬ではなく、不慮のケガで屈腱炎になった馬により有効であるとされている。
馬の治療レベルが格段に上がることで、ケガによる休養馬がいきなり好走するのもうなずける気がしてくる。

 

コース適性から見る休養馬の狙いどころ

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さて、ケガの例に限らず、ローカル競馬では「休養馬を積極的に狙ってよし」という馬券術がある。

ご存じのように、中央競馬は関東なら
中山→東京→中山……
の繰り返しで開催され、そこへ
福島→新潟→福島……
のローカル開催が入り込む日程だ。
そして、それぞれのコース形態を考えたとき、
中山に似ているコースは福島であり、
東京に似ているコースは新潟である。

さてここに右回りでしか走らない馬が1頭いたとする。
ローテを組む側としては、「中山」と「福島」で勝負をかけ、走らないとわかっている東京、新潟はパスしたっていいくらいに考えるだろう。
すると現在の開催日程では、中山と中山、あるいは中山と福島の開催の間には、2、3か月ほどのブランクがあく。ケガでもすれば、半年以上も適按を待つことになる。

だからいったん出走態勢が整ったら、それはどんな休み明けだろうが「勝負気配」に違いない、というのがこの理論の主旨である。
左回りしか走らない馬も同様だし、極論すれば、ローカルしか走らない馬なら、その勝負気配は尋常でないくらい高くなるというわけだ。

 

狙いはひと開催飛ばしの「2か月休み馬」だ

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ローカル休養馬狙いをもっと効率よく実行するなら、やっぱり休養期間は短めがよい。
そこで狙うのが「前開催をスキップした2か月休みの馬」。
夏場なら、春の東京を走った後、福島開催をスキップして新潟に出てきた馬たちだ。
関屋記念の結果(1着ヤングマンパワー前走東京、3着マジックタイム前走東京)を持ち出すまでもなく、これは上級レースでも使える。

侮るなかれ、休み明け馬を!

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のりき 夢丸
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馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。
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