いよいよ凱旋門賞の馬券発売開始! マカヒキの応援にも熱が入るぞ

  • 2016/07/07
  • ライフスタイル・娯楽
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  • のりき 夢丸
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みんな待ってた海外競馬の馬券発売だ

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先頃、今年10月2日に行われる欧州競馬の最高峰、凱旋門賞(G1)の馬券が日本でも発売されると報じられた。
昨年競馬法が改正され、日本馬が走る海外レースの馬券を国内で買えるようになった。
しかし何と言っても胴元のJRAはお役人。ファンの間では、実際海外レースの馬券がスムーズに買えるようになるまでには、かなりの時間がかかるだろうとみられていたのも事実。
またその発売方法にも何らかの制限が付いたり、興行としておもしろくない賭け式、オッズになってしまえば、のっけからファンがそっぽを向いてしまう心配もあった。
それを見越してか、まずJRAはファンの認知度が最も高く、日本馬の参戦も予定されている凱旋門賞に白羽の矢を立て、「とりあえず1回やってみよう」と重い腰を上げたのだろう。

 

 

今度の海外馬券発売のキモは?

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JRAの発表によると、

▼発売はインターネット投票のみ
▼馬券の種類は枠連、WIN5以外、なんでもあり
▼オッズは日本国内独自のもの
▼払戻率もいつもと同じ
▼JRAのHPで必要な情報が(いちおう)提供される

こんなところが現在決定されていることらしい。
中でも馬券野郎にとって一番気になるのが「オッズが日本国内独自に作られる」ことだ。

 

 

日本人の「心情」がオッズに反映されるか

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女性騎手がデビューしただけで妙にオッズが動いちゃう日本競馬。もし、日本独自のオッズを構成するなら、日本馬が参戦する凱旋門賞ではおのずずと「日本馬バイアス(かたより)」がかかったものに仕上がるのではないか、と思われる。
つまり、日本馬を買ってもそうそう儲からないというわけだ。
上級者は現地のブックメーカーを見比べるといいだろう。その上で日本でのみ不当に軽く見られている外国馬をあぶり出し、それを日本で買う馬券術もありそうだ。
日本びいきオッズは、発売初期だけの現象かもしれないが、さて実際にはどんな動きをするか興味深い。

 

 

舞台はシャンティイ

今年の凱旋門賞は、ロンシャンが改修中ということで、シャンティイ競馬場で行われる。
シャンティイでは毎年フランスのクラシックレースが開催される。今年も仏オークスで強い3歳牝馬(凱旋門賞は3歳牝馬が有力)が出たというので映像を見たが、ちょっと雰囲気が京都競馬場に似ている感じ。直線は坂があるけどね。
3、4コーナーの小回り度や、(雨がなければ)芝の状態がより軽そうな印象なので、日本馬でも十分走れるコースかと思われる。
マカヒキには順調に夏を過ごしてもらい、ひとつ大仕事を期待したいものだ。

この記事の作者

のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。 競馬血統ブログ「ほぼ毎週競馬ナビ」にて執筆中。
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