スーツの基本形はスリーピース。ヴェストを着れば、背筋が伸びる

  • 2016/05/07
  • ファッション
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スリーピースで出勤。「生意気」といじめられた話

冬のある日、寒いのでスリーピースのスーツを着て出勤したら、上司に叱られた……という愚痴が、どこかのサイトに載っていましたっけ。愚痴の主は20代。上司は40代で、どうやら彼のことを「生意気なやつ」と思ったらしいです。それで、「会社はおしゃれをする場所じゃない」とかなんとか、さんざんお説教をたれてくれたとか。
ま、一種のいじめ、パワハラでしょうか。

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上着、ヴェスト、ズボンの三つが揃って、スーツは完成

そういう上司がいたら、「すみません」と言って引き下がることなく、ここはスーツについての正論を堂々と述べたいですね。男のスーツは上着、ヴェスト、ズボンの3点セットが本来の形。日本ではかつてこれを「三つ揃い」と言っていました。この三つが揃わないと、スーツは完成形にならないということです。
まして、「おしゃれ」だなんてとんでもない。スリーピースは、オーセンティックなビジネス・スタイルなのです。

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英国紳士には「ドレスシャツは下着」

現在主流になっているツーピース・スーツは、第二次大戦後にアメリカで流行になったのが発端と言われます。その背景にはアメリカ人の合理主義がありますが、これに抵抗したのがスーツの本場であるイギリスの紳士たちでした。いわく、「ヴェストがなかったら、懐中時計をおさめる場所がないじゃないか」
そんなイギリス紳士の声をかき消すように、ヴェストもろとも懐中時計も時代の波からとり残されていったのはご存じのとおりですが、でもねえ、ヴェストっていいものですよ。
職場での勤務時間は、たいていの人が上着を脱ぐでしょう。そのとき、ドレスシャツ(ワイシャツ)姿になることを嫌う風潮が、いまもイギリスにはあります。「ドレスシャツは下着」というのが、古くからのイギリスの考え方だからです。
下着姿で仕事だなんて失礼、とその上司さんには言ってやりましょう。

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どうやら、ヴェストは男物のコルセットでもあるらしい

ヴェストを着るときはベルトは使わず、サスペンダーにするのが基本ルールですが、これ、実際にやってみると、気持ちがぴしっと締まるのがわかります。背筋が自然にすっと伸びます。ヴェストの背中には小さな尾錠が付いていますが、これを締めて体にフィットさせると、よけいそういう気持ちになります。つまりは、ヴェストは男のコルセットだと言ってもいいでしょう。
ついでにいうと、ヴェスト自体は丈が少し短めがベスト。その下のシャツが見えるほど短くては困りますが、短めのほうがスマートに見えます。

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手持ちのツーピースにプラスするなら、オッド・ヴェストがおすすめ

スリーピースは持っていないし、生地がダークだとなんだか喪服臭くてイヤだという向きもあるかもしれません。そういう人には、オッド・ヴェストをおすすめしましょう。スーツと共生地ではない、独立したヴェストです。
例えば、チョーク・ストライプのスーツにミディアム・グレイのオッド・ヴェストを組み合わせる。見慣れたはずのスーツも、これだけで見違えるようにフレッシュになります。
もっとも、さっきの上司殿なら、それこそ「会社でおしゃれをするな」と怒鳴り始めることになるかもしれませんが。

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