男のファッション・アイテムの中でも独特の位置を占めるブレザー。それは「教養人のジャケット」

  • 2016/04/30
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半世紀前の東京オリンピック開会式に赤のブレザーで現れた男

今や昔、半世紀前の東京オリンピックの話。開会式の客席に、真っ赤なブレザーを着た男が一人いました。日本選手団のユニフォームは赤のブレザーでしたが、男は選手でもスタッフでもありません。ただの観客。その人の名はというと、作家の三島由紀夫です。
三島が着ていたブレザーが赤だったことについては、2つの理由がとりざたされています。1つは、日の丸の赤。国粋思想の持ち主だった彼は、自らのアイデンティティーの証として赤=日本を選んだということですね。そしてもう1つは、ブレザーはそもそもは赤い上着として発祥したこと。ファッションにもうるさかった作家は、そのことを意識していたに違いありません。

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neftali / Shutterstock.com

ブレザーのオリジナルカラーは「燃えるような」赤

ブレザーがどんなふうに生まれてきたものかは、いまさら説明無用でしょう。簡単に復習すると、1870年代、英国のケンブリッジ大学やオクスフォード大学のボート・クルーが「燃えるような」赤の上着を着ていた。炎=blazeから発想して、その種の上着をブレザー(blazer)と呼ぶようになった。とまあ、そんないわれがあります。
したがって、ブレザーのもともとの色は赤。三島由紀夫は、そのことを知っていたんですね。

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アイビー・ブームとともにネイビー・ブルーや黒のブレザーが日本侵略

ブレザーは、その後、アメリカに渡り、アイビー・リーグの学生たちによってサークルのユニフォームとして着られるようになっていくわけですが、それとともに色はネイビー・ブルーが基本色に。サークルのユニフォームであることを示す胸のエンブレムは残りましたが、赤はむしろ例外となりました。
そうして、1960年代、日本ではアイビー・ブームが花開き、ネイビー・ブルーや黒のフラノで仕立てられ、メタルボタンを付けたジャケットがブレザーとして受け入れられ、広まっていくこととなったのです。

 

 

えっ、教養が身についていない者はブレザーを着てはいけない?

さて、昔話はここまで。日本ではサークルのユニフォームとしてよりも知的で折り目正しい若者ファッションとして定着したブレザーですが、実際には団塊の世代を中心に中高年層に好んで着られています。それは傍目には「おじさんたちが若々しくドレスアップしている」というイメージでしょうが、ここには実はブレザーならではの厳しいルールがあります。それは、

教養が身についていない者はブレザーを着てはいけない

というルールです。
つまりは、教養人だけが着ることのできる上着、それがブレザー。アラフォーになったあなたは、自信をもってブレザーを着ることができますか?

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